通信制大学の学費を調べるとき、見落としがちなのがテキスト代(教材費)です。授業料に含まれている大学もあれば、別途購入が必要な大学もあり、事前に把握しておかないと「思った以上にお金がかかった」となることもあります。
この記事では、通信制大学のテキスト代の相場や大学ごとの費用体系の違い、テキスト代を抑えるための工夫について詳しく解説します。

⭐おすすめ記事
通信制大学では自宅が教室になります。快適に学習を続けるために、入学前に揃えておきたいアイテムをまとめました。
通信制大学に必要なものリスト|入学前に揃えるべきアイテムと学習環境の整え方
ノートPC・ヘッドホン・学習チェアなど必需品を厳選紹介
通信制大学のテキスト代の相場
通信制大学のテキスト代は、年間で1万〜3万円程度が一般的な目安です。ただし、大学や学部、履修する科目数によって大きく異なります。
費用体系の3つのパターン
通信制大学のテキスト代は、大きく以下の3パターンに分かれます。
- 授業料に含まれるタイプ:テキストが無料で配布される。追加費用なし
- 別途購入が必要なタイプ:指定テキストを書店やネットで自分で購入する
- 一部含まれ、一部別途のタイプ:基本教材は配布されるが、スクーリング用教材は自費購入
大学別のテキスト代を比較
| 大学名 | テキスト代の扱い | 年間目安 |
|---|---|---|
| 日本大学 | 別途購入 | 年間10,000〜15,000円 |
| 法政大学 | 別途購入 | 年間10,000〜20,000円 |
| 慶應義塾大学 | 別途購入 | 年間15,000〜25,000円 |
| 放送大学 | 授業料に含む | 0円(テキストは授業料に含まれる) |
| 産業能率大学 | 授業料に含む | 0円(教材費込み) |
| 東京通信大学 | オンライン教材 | 0円(教材はオンラインで提供) |
| 京都芸術大学 | 一部別途 | 1科目1,000〜15,000円(科目による) |
| サイバー大学 | オンライン教材 | 0円(教材はオンラインで提供) |

テキスト代が高くなるケース
以下のような場合、テキスト代が想定以上にかかることがあります。
- 専門書や学術書が指定テキストになっている科目は、1冊3,000〜5,000円程度かかることがある
- スクーリング科目で、通常のテキストとは別に追加教材が必要な場合
- 資格取得に必要な実習教材や副教材
- 改訂版が出て、旧版が使えなくなった場合の買い直し
テキスト代は学年が上がるにつれて変わることがあります。特に3〜4年次の専門科目では、高価な専門書が指定されるケースもあるため、4年間のトータルで予算を見積もるのがおすすめです。
テキスト代を節約する方法
テキスト代を少しでも抑えたい方は、以下の方法を活用しましょう。
1. 中古テキストを活用する
メルカリやヤフオク、古本屋で指定テキストの中古品を探す方法です。定価の半額以下で手に入ることもあります。ただし、版が古いと内容が変わっている場合があるため、指定された版を確認してから購入しましょう。
2. 図書館を利用する
大学の図書館や公立図書館に指定テキストが所蔵されている場合、借りて学習することも可能です。通信制大学の学生でも、大学の図書館を利用できるケースが多いです。
3. 先輩学生からテキストを譲ってもらう
スクーリングやSNSのコミュニティで知り合った先輩から、使い終わったテキストを譲ってもらう方法もあります。
4. 電子書籍版を選ぶ
テキストに電子書籍版がある場合、紙の書籍よりも安く購入できることがあります。持ち運びの手間もなくなるため一石二鳥です。
5. テキスト代込みの大学を選ぶ
そもそもテキスト代が授業料に含まれている大学を選べば、追加の教材費を気にする必要がなくなります。

🐹 テキスト選びと同じくらい大事なのが参考書や補助教材です。通信制大学の勉強に役立つおすすめの本・教材をまとめたページがありますので、テキスト代を抑えつつ良い教材を見つけたい人はご覧ください。

テキスト以外に必要な学習用品
テキスト代以外にも、以下のような学習用品の費用が発生することがあります。
- 参考書:テキストだけでは理解しにくい場合、市販の参考書を購入する方も多い
- 文房具:ノートやペン、マーカーなど
- PC・タブレット:オンライン授業やレポート提出に必要な端末
- プリンター・インク:レポートの印刷や教材の出力に使用
- 通信費:インターネット回線やモバイル通信料
Q&A:テキスト代に関するよくある質問
Q. テキストは全科目分を一度に買う必要がある?
A. いいえ、履修する学期ごとに必要なテキストだけ購入すれば問題ありません。まとめ買いする必要はありません。
Q. テキストの版が変わったらどうすればいい?
A. 大学からアナウンスがあるので、それに従って新版を購入しましょう。ただし、旧版でも対応できるケースもあるため、不安な場合は大学に確認するのが確実です。
Q. オンライン教材だけで学べる大学はどこ?
A. サイバー大学や東京通信大学は、教材がオンラインで提供されるため、テキストの購入がほとんど不要です。
⭐おすすめ記事
通信制大学では自宅が教室になります。快適に学習を続けるために、入学前に揃えておきたいアイテムをまとめました。
通信制大学に必要なものリスト|入学前に揃えるべきアイテムと学習環境の整え方
ノートPC・ヘッドホン・学習チェアなど必需品を厳選紹介
大学別のテキスト代を4年間で比較
テキスト代の違いを、4年間のトータルで比較してみましょう。
| 大学名 | 年間テキスト代 | 4年間の目安 |
|---|---|---|
| 放送大学 | 0円(授業料込み) | 0円 |
| 産業能率大学 | 0円(授業料込み) | 0円 |
| サイバー大学 | 0円(オンライン教材) | 0円 |
| 東京通信大学 | 0円(オンライン教材) | 0円 |
| 日本大学 | 10,000-15,000円 | 40,000-60,000円 |
| 法政大学 | 10,000-20,000円 | 40,000-80,000円 |
| 慶應義塾大学 | 15,000-25,000円 | 60,000-100,000円 |
4年間で最大10万円もの差が出る場合もあります。テキスト代込みの大学を選べばこの費用がまるごと不要になるため、総費用を比較する際にはできるだけチェックしたいポイントです。


🐹 レポートを書くための文房具やノート術にもこだわると、学習効率がグッと上がりますよ。レポート作成におすすめの本・文房具をまとめましたので、チェックしてみてください。



テキスト学習を効率化するためのヒント
テキスト代を節約するだけでなく、テキストを使った学習を効率化することも大切です。以下のヒントを参考にしてください。
- 読む前にシラバスを確認する:どの章が試験やレポートに出題されやすいかを把握してから読み始めると、メリハリのある学習ができる
- マーカーや付箋を活用する:重要なポイントにマーカーを引いたり付箋を貼ったりしておくと、復習時に効率的
- ノートにまとめながら読む:テキストの内容を自分の言葉でまとめ直すことで、理解が深まりレポート作成にも役立つ
- 複数回読み返す:1回読んだだけでは理解しきれない内容も、2回3回と読み返すことで定着する
- 疑問点をメモしておく:分からない点は放置せず、教員への質問やスクーリングで解決することで学習の質が上がる
テキスト学習は通信制大学の基本です。テキスト代を賢く節約しつつ、効果的な学習法を身につけて、着実に単位取得を目指しましょう。
テキスト代に関するよくある誤解
誤解1:通信制大学はテキスト代が高い
通学制大学でも教科書代はかかりますし、授業料込みの通信制大学を選べばテキスト代はゼロです。通信制のほうがテキスト代が高いということはないので安心してください。
誤解2:中古テキストは使えない
版が同じであれば中古テキストでまったく問題ありません。ただし、改訂版が出ている場合はできるだけ指定の版を確認してから購入しましょう。
誤解3:テキストはすべて買わないといけない
図書館に所蔵されている場合は借りて学習することも可能です。また、科目によっては大学から配布されるプリントだけで学習が完結するケースもあります。


🐹 テキストをデジタルで読むならタブレットがあると便利ですよね。通信制大学生におすすめのノートPC・タブレットを比較してまとめたページもぜひ参考にしてみてください。



デジタル教材の時代が到来
近年は紙のテキストだけでなく、デジタル教材やeラーニングプラットフォームを活用する大学が増えています。東京通信大学やサイバー大学は、教材がすべてオンラインで提供されるため、テキストの購入がほとんど不要です。
デジタル教材には以下のようなメリットがあります。
- いつでもどこでもスマホやタブレットで学習できる
- 検索機能で必要な情報にすぐアクセスできる
- 動画や音声が組み込まれたインタラクティブな教材もある
- テキストの持ち運びが不要で、かさばらない
テキスト代の節約だけでなく、学習効率の面でもデジタル教材は魅力的です。大学選びの際は、教材の提供形式もチェックポイントに加えてみてください。
まとめ
通信制大学のテキスト代は、年間1万〜3万円程度が目安ですが、授業料に含まれる大学を選べば追加費用はゼロにできます。テキスト代が別途必要な大学でも、中古テキストや図書館の活用で費用を抑えることが可能です。
大学選びの際は、授業料だけでなくテキスト代を含めた総費用で比較し、自分の予算に合った選択をしましょう。


あわせて読みたい:通信制大学の学費を比較!安い大学と費用の内訳まとめ
あわせて読みたい:通信制大学の学割活用術!社会人学生でも使えるお得な制度を紹介
⭐おすすめ記事
最後までお読みいただきありがとうございます。こちらの記事もぜひご覧ください。
通信制大学に必要なものリスト|入学前に揃えるべきアイテムと学習環境の整え方
ノートPC・ヘッドホン・学習チェアなど必需品を厳選紹介


