通信制大学というと「社会人が働きながら通うところ」というイメージを持つ方もいるかもしれませんが、実は20代の若い世代にこそおすすめしたい選択肢です。高卒で就職した方、大学を中退した方、フリーターから正社員を目指している方——早い段階で大卒資格を取得しておくことで、その後のキャリアの可能性が大きく広がります。
この記事では、20代で通信制大学に入学するメリットや、若いうちに学位を取得するキャリア戦略について詳しく解説していきます。

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20代で通信制大学に入学する5つのメリット
メリット1:「大卒以上」の求人に応募できるようになる
転職サイトの求人情報を見ると、「応募資格:大卒以上」と書かれている求人が多いことに気づくはずです。厚生労働省が運営するハローワークインターネットサービスでも、学歴要件が大卒以上の求人は相当数にのぼります。
高卒のまま30代、40代に突入すると、こうした求人に応募すらできない状態が長く続くことになります。20代のうちに大卒資格を取得しておけば、キャリアの選択肢を早い段階で広げることができます。
メリット2:給与テーブルが「大卒」に切り替わる可能性がある
企業によっては、給与体系が「高卒」と「大卒」で分かれているケースがあります。在職中に通信制大学を卒業し、学歴区分が変わることで基本給が上がる可能性があります。20代で切り替えれば、その後の数十年にわたって恩恵を受けられます。
メリット3:国家資格の受験資格を早期に取得できる
社会福祉士、精神保健福祉士、教員免許など、大卒が受験資格の条件になっている国家資格は多くあります。20代のうちに大卒資格を取得しておけば、早い段階でこれらの資格取得に挑戦できます。
メリット4:学習習慣が身につきやすい
年齢が上がるにつれて、仕事の責任が増え、家庭の事情も複雑になりがちです。20代は比較的時間の融通がきく時期であり、学習習慣を身につけるには最適なタイミングです。この時期に学び直しの経験を積んでおけば、その後のキャリアでも自発的に学び続ける力が養われます。
メリット5:若い仲間と出会える可能性がある
通信制大学の学生年齢層は幅広いですが、近年は20〜30代の入学者も増えています。オンラインコミュニティやスクーリングで同世代の仲間と出会えれば、学習のモチベーション維持にもつながります。
- 20代で大卒資格を取れば、30代以降のキャリアの幅が圧倒的に広がる
- 給与テーブルの切り替え効果は、早ければ早いほど累積メリットが大きい
- 国家資格への挑戦も早期に可能になる
20代が通信制大学を選ぶ際のポイント
完全オンラインで学べるか
20代の方は仕事をしていることが多いため、スクーリング不要で卒業できる大学を選ぶと両立がスムーズです。サイバー大学、大手前大学、東京通信大学など、完全オンライン型の大学が候補になります。
興味のある分野・将来のキャリアと合致しているか
「とにかく大卒資格がほしい」という動機でも問題ありませんが、せっかく学ぶなら将来のキャリアに直結する分野を選ぶのが理想です。IT系に進みたいならサイバー大学や東京通信大学、福祉系なら日本福祉大学、法律系なら中央大学というように、目標から逆算して大学を選びましょう。
3年次編入が可能か
短大・専門学校を卒業している方は、3年次編入で最短2年での卒業が可能です。20代前半で編入すれば、24〜25歳頃には大卒資格を手にできます。

高卒で就職した20代の方へ
高校を卒業してすぐに就職した方の中には、「もう一度勉強し直したい」「大卒資格がないことがキャリアの壁になっている」と感じている方がいるかもしれません。
通信制大学なら、今の仕事を辞めずに大卒資格を目指せます。収入を維持しながら学べるため、経済的なリスクがありません。「大学に行くために仕事を辞めなければならない」という固定概念は、通信制大学の存在によって崩れています。
また、仕事で得た実務経験と大学での学びを組み合わせることで、より深い理解や新しい視点が得られるという副次的な効果もあります。
大学中退から通信制大学でリスタートする方法
大学を中退した方が通信制大学で学び直すケースも増えています。中退理由は人それぞれですが、経済的な事情、人間関係のトラブル、学部のミスマッチなど、やむを得ない事情で中退した方にとって、通信制大学はセカンドチャンスの場です。
中退時に取得していた単位が、通信制大学への入学時に認定されるケースもあります。認定される単位数によっては、2年次や3年次に編入できる場合もあるため、以前の学習が無駄にはなりません。
- 中退時の単位認定は大学ごとにルールが異なるため、入学前に必ず問い合わせること
- 前の大学の「成績証明書」「在学証明書」が必要になることが多いため、早めに取り寄せておくのがおすすめ
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20代で通信制大学を卒業した後のキャリアパス
20代で大卒資格を取得した後は、以下のようなキャリアパスが広がります。
転職で年収アップ:「大卒以上」の求人に応募可能になり、選択肢が大幅に拡大します。特にIT、金融、コンサルなどの業界では学歴要件が明確に設けられていることが多いです。
社内でのキャリアアップ:在職中に大卒資格を取得すれば、昇進・昇格の条件を満たせる場合があります。管理職候補として見なされるようになるケースもあります。
国家資格の取得:教員免許、社会福祉士、税理士試験の受験資格など、大卒でないと挑戦できない資格への道が開けます。
大学院への進学:さらに専門性を高めたい方は、大学院への進学も視野に入ってきます。通信制の大学院もあるため、働きながら修士号を取得することも可能です。

🐹 通信制大学でPCを使う場面はとても多いです。レポートもオンライン授業もPCが中心ですので、まだ持ってない人は選び方をチェックしておきましょう。

🐹 国家資格の取得を目指すなら、通信制大学で使える参考書選びも大事なポイントです。資格別のおすすめ本をまとめていますのでチェックしてみてください。



費用の心配がある20代の方へ
20代は収入がまだ多くない方も多いため、学費の心配は切実な問題です。しかし、通信制大学は通学制に比べて圧倒的に学費が安いのが特徴です。
たとえば、放送大学なら4年間で約70万円、法政大学通信教育部なら約60万円程度です。月々に換算すると1〜2万円程度で、アルバイトの収入からでも十分にまかなえる金額です。
さらに、教育訓練給付金や大学独自の奨学金を活用すれば、実質的な負担はさらに減ります。「お金がないから大学に行けない」という壁は、通信制大学なら大幅に低くなります。
🐹 20代で通信制大学に入るなら、勉強に必要な本や教材も早めに揃えておくと安心です。テキスト選びに迷ったらこの記事を参考にしてみてください。



よくある質問(Q&A)
Q. 20代前半ですが、通信制大学の学生は年上の方ばかりですか?
通信制大学の学生年齢層は確かに30〜50代が多い傾向にありますが、近年は20代の入学者も増えています。年齢が違っても、学ぶ目的を共有できる仲間がいるのは心強いものです。オンラインコミュニティやスクーリングで交流の機会はあります。
Q. 仕事をしていなくても通信制大学に入学できますか?
はい、仕事をしていなくても入学可能です。通信制大学は社会人だけでなく、フリーター、求職中の方、主婦(主夫)の方など、さまざまな立場の方が在籍しています。
Q. 20代で通信制大学を卒業した場合、「新卒」として就活できますか?
企業や採用時期によっては、通信制大学の卒業生を「新卒」として受け入れるケースがあります。ただし、すでに社会人経験がある場合は「第二新卒」や「中途採用」として応募するほうが一般的です。どの枠で応募すべきかは、志望企業の採用担当に確認してみましょう。
Q. 通信制大学と通信制高校は同じですか?
まったく別のものです。通信制高校は高校卒業資格を取得するための学校で、通信制大学は大学の学位(学士号)を取得するための高等教育機関です。高校を卒業している方(または高卒認定を取得している方)が通信制大学に入学できます。
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