通信制大学は自分のペースで学べる反面、「一人で勉強し続けるのが辛い」「同じ境遇の仲間がほしい」と感じる方が少なくありません。通学制のように毎日キャンパスに通うわけではないため、孤独感がモチベーション低下の大きな原因になることもあります。
しかし、実際には通信制大学でも仲間をつくる方法はたくさんあります。大学が用意しているコミュニティツールやSNSを活用すれば、同じ目標に向かって頑張る仲間とつながることが可能です。
この記事では、通信制大学で孤独にならないための仲間づくりの方法やコミュニティの活用術を紹介していきます。

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通信制大学で孤独を感じやすい理由
通信制大学特有の学習環境には、孤独感が生まれやすいいくつかの要因があります。
対面でのコミュニケーションが少ない
通信制大学では、授業のほとんどがオンラインやテキストベースで行われます。通学制のように教室で隣の席の人と話したり、休憩時間に雑談したりする機会がほとんどありません。
学習進度が人それぞれ
通信制大学の強みである「自分のペース」は、裏を返せば周囲と進度がバラバラということでもあります。同じ授業を同時期に受けている人が見つかりにくく、学びの悩みを共有しづらいのが実情です。
社会人としての忙しさ
仕事や家庭の事情で学習時間を確保するのが精一杯で、交流に時間を使う余裕がないという方も多くいます。
大学が用意しているコミュニティツール
多くの通信制大学では、学生同士の交流を促進するためのツールや仕組みを提供しています。まずはこれらを活用してみましょう。
学内SNS・掲示板
大学独自のSNSやオンライン掲示板は、同じ大学の学生同士がつながる最も手軽な方法です。
- 京都芸術大学 通信教育課程:「airU Community」というSNSプラットフォームで、在学生・卒業生・教員が自由にコミュニティを作成し、情報交換や日常的な交流が可能
- サイバー大学:学生同士が支え合えるコミュニティスペースを用意し、「横のつながり」を重視した環境を整備
- 東京通信大学:学内のチャットシステムで学生同士がコミュニケーションを取ることが可能
オンラインゼミ・グループワーク
授業の一環として行われるグループワークやディスカッションも、仲間との出会いの場になります。特にゼミ形式の授業では、少人数で深い議論を交わすことで自然と関係性が築かれます。
スクーリング
対面のスクーリングは、通信制大学で仲間をつくる絶好のチャンスです。同じ目標を持つ学生が集まる場だからこそ、短期間でも深いつながりが生まれやすいと言えます。

SNSを使った仲間づくり
大学のツール以外にも、一般的なSNSを使って通信制大学の仲間とつながることができます。
X(旧Twitter)
X上には通信制大学の学生アカウントが多数存在します。「#通信制大学」「#通信大学生」「#放送大学」などのハッシュタグで検索すると、同じ環境で頑張っている人を見つけられます。
学習の進捗を報告し合ったり、レポートの悩みを共有したりと、ゆるやかなつながりが生まれるのがXの魅力です。
Discord
通信制大学の学生が集まるDiscordサーバーも存在します。リアルタイムでチャットができるため、質問や相談がしやすく、勉強会を開催しているサーバーもあります。
LINEオープンチャット
大学や学部ごとのLINEオープンチャットもあります。匿名で参加できるため、気軽に情報交換ができるのがメリットです。
SNSでの交流は便利ですが、個人情報の取り扱いには注意が必要です。本名や勤務先、住所などの情報は安易に公開しないようにしましょう。
学外のコミュニティやイベントに参加する
大学やSNS以外にも、通信制大学生が集まる場はあります。
勉強会・もくもく会
社会人学生向けの勉強会やもくもく会(各自が自分の勉強を持ち寄って集中する会)が、カフェやコワーキングスペースで開催されていることがあります。こくちーずやconnpassなどのイベントサイトで検索してみてください。
資格取得の勉強仲間
通信制大学で資格取得を目指している場合は、同じ資格を目指す人とつながるのも効果的です。教員免許や社会福祉士など、資格ごとのコミュニティが存在しています。
大学の同窓会・OB会
通信制大学の中には、卒業生の同窓会が活発に活動している大学もあります。在学中から参加できるイベントもあるため、先輩のアドバイスを聞ける貴重な機会です。

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仲間づくりを成功させるコツ
通信制大学で仲間をつくるためには、いくつかのポイントを意識すると効果的です。
自分から発信する
受け身ではなく、自分から積極的に発信することが仲間づくりの第一歩です。SNSで学習記録を投稿したり、掲示板に質問を書き込んだりするだけでも、反応が返ってくることがあります。
完璧を求めない
「こんな初歩的な質問をしたら恥ずかしい」と思う必要はありません。通信制大学にはさまざまな背景を持つ学生がいるため、お互いの違いを認め合える雰囲気があります。
無理のない距離感を保つ
仕事や家庭と両立しながら学んでいる以上、交流に多くの時間を割けない時期もあります。自分のペースで関われる距離感を大切にしましょう。
定期的な交流を心がける
月に1回でも良いので、定期的にコミュニティに顔を出すことで関係性が維持されやすくなります。完全に離れてしまうと再び孤独感が戻ってくることがあるため、細くても長くつながることを意識してみてください。
よくある質問(Q&A)
Q. 人見知りでも仲間はつくれますか?
テキストベースのSNSや掲示板なら、対面よりも気楽にコミュニケーションが取れます。まずは他の人の投稿に「いいね」や短いコメントを付けるところから始めてみてはいかがでしょうか。
Q. スクーリングなしの大学でも仲間はできますか?
スクーリングがなくても、学内SNSやオンラインゼミ、外部のSNSなどで十分に仲間づくりは可能です。むしろオンライン完結の大学ほど、デジタルツールでの交流が活発な傾向があります。
Q. 年齢が離れていても仲良くなれますか?
通信制大学には10代から60代以上まで幅広い年齢層の学生が在籍しています。年齢の違いを気にする必要はなく、「学びたい」という共通の目標が自然と人をつなげてくれます。
Q. 仲間づくりに時間を使いすぎて勉強がおろそかにならないか心配です
仲間との交流は勉強の妨げではなく、モチベーション維持の手段です。週に30分〜1時間程度、SNSをチェックしたりメッセージを送ったりする程度であれば、勉強時間への影響は最小限です。
まとめ
通信制大学での学びは一人で完結しがちですが、仲間の存在はモチベーション維持や情報共有の面で大きな力になります。
大学が用意している学内SNSやスクーリング、X(旧Twitter)やDiscordなどの外部ツール、さらには勉強会やイベントなど、仲間とつながる方法は多岐にわたります。
孤独感を感じたら、まずは一つのツールやコミュニティに参加してみてください。同じ環境で頑張る仲間がいるだけで、通信制大学での学びはぐっと充実したものになるはずです。
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