「日本にいながら海外の大学の学位を取りたい」「留学せずに海外の教育を受ける方法はあるの?」と考えたことはありませんか。
記事執筆時点では、完全オンラインで海外大学の学位が取得できるプログラムが多数存在しており、学費が無料に近い大学まであります。英語力は必要ですが、物理的な留学なしで海外の学位を手にすることが可能です。
この記事では、日本人が受講しやすい海外オンライン大学をまとめ、学費・入学条件・メリットとデメリットを詳しく解説します。

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海外オンライン大学とは?
海外オンライン大学とは、海外に本拠を置く大学が提供するオンライン学位プログラムのことです。自宅のパソコンやスマホから授業を受け、課題を提出し、単位を取得して最終的に海外大学の正式な学位を取得できます。
授業は基本的に英語で行われるため、一定レベルの英語力が必要です。ただし、テキストベースの学習が中心の大学もあり、リスニングが苦手な方でも取り組みやすい環境が整っている場合もあります。
おすすめの海外オンライン大学
University of the People(ピープル大学)
University of the Peopleは、アメリカに本拠を置く世界初の学費無料オンライン大学です。国連の支援を受けて設立され、ニューヨーク大学やエディンバラ大学と提携しています。
学士課程の卒業にかかる費用は総額約3,650ドル(約55万円)で、これは各学期末の試験費用のみです。授業料そのものは無料で、日本の私立大学4年間の費用と比べると10分の1以下です。
- 授業料無料(試験費用のみ:1科目120ドル程度)
- 経営科学・コンピュータサイエンス・健康科学の3分野
- テキストベースの学習で動画なし
- 18歳以上・高校卒業が入学条件
- 英語力の証明が必要(TOEFLやDuolingo English Testなど)

Open University(イギリス)
Open Universityは、イギリスを拠点とする世界最大級の通信制大学です。設立から50年以上の歴史があり、世界中に200万人以上の卒業生がいます。
ビジネス・IT・心理学・自然科学など、幅広い分野の学位プログラムが用意されています。イギリスの正式な大学学位が取得でき、国際的な認知度が高いのが魅力です。
Arizona State University Online(アメリカ)
アリゾナ州立大学のオンラインプログラムは、アメリカの州立大学として完全オンラインの学位プログラムを多数提供しています。US News & World Reportのオンライン学位プログラムおすすめ比較でも常に上位に位置しています。
University of London Online(イギリス)
University of Londonは、ロンドン大学の通信課程で、コンピュータサイエンスやビジネスの学位を完全オンラインで取得できます。Courseraプラットフォームを活用した学習環境が特徴です。
| 大学名 | 国 | 年間学費目安 | 英語要件 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|
| University of the People | アメリカ | 約14万円 | TOEFL等 | 学費ほぼ無料 |
| Open University | イギリス | 約60〜80万円 | IELTS等 | 歴史と実績 |
| Arizona State University | アメリカ | 約150万円 | TOEFL等 | 高い評価 |
| University of London | イギリス | 約50〜70万円 | IELTS等 | Coursera連携 |
海外オンライン大学のメリット
海外オンライン大学で学ぶことには、以下のようなメリットがあります。
- 渡航不要で海外の学位が取得できる
- 英語力を実践的に伸ばせる
- 国際的なネットワークが築ける
- グローバル企業での評価につながる可能性がある
- 日本の通信制大学より選択肢が広い分野もある
🐹 海外オンライン大学の授業を快適に受けるには、それなりのスペックのPCが必要です。通信制大学生向けのおすすめノートPC・タブレットをまとめてありますので、端末選びの参考にしてみてください。

海外オンライン大学のデメリットと注意点
一方で、注意すべき点もあります。
- 授業はすべて英語で行われる(高い英語力が必要)
- 時差の影響でリアルタイム授業の参加が難しい場合がある
- 日本での学位認定が必要な場合、手続きが複雑になることがある
- 海外の大学に不慣れだと、制度理解に時間がかかる
特に日本の企業で就職する場合、海外オンライン大学の学位がどの程度評価されるかは企業によって異なります。外資系企業やグローバル企業を志望する場合は有利に働くことが多い一方、国内企業では認知度が低い場合もあります。


入学前に確認すべきこと
アクレディテーション(認証評価)の確認
海外の大学を選ぶ際は、できるだけその大学が正式なアクレディテーション(認証評価)を受けているか確認しましょう。認証を受けていない大学の学位は、日本でも海外でも正式な学位として認められない可能性があります。
英語力の準備
多くの海外オンライン大学では、入学時にTOEFLやIELTS、Duolingo English Testなどの英語力証明が求められます。まずは自分の英語力を客観的に測り、必要に応じて準備期間を設けましょう。
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よくある質問
Q. 海外オンライン大学の学位は日本で有効ですか?
正式なアクレディテーションを受けた大学の学位であれば、日本でも「学士」として認められます。ただし、公的な手続きで使用する場合は、文部科学省への学位認定申請が必要になることがあります。
Q. 英語力はどのくらい必要ですか?
大学により異なりますが、TOEFL iBT 61〜80点、IELTS 6.0〜6.5程度が一般的な目安です。University of the PeopleはDuolingo English Testでの提出も認めており、比較的ハードルが低いとされています。
Q. 日本の通信制大学と海外オンライン大学、どちらがいいですか?
英語力に自信があり、グローバルなキャリアを目指す方は海外オンライン大学、日本国内でのキャリアアップや資格取得が目的の方は国内の通信制大学がおすすめです。


🐹 海外大学の学びに備えて、基礎固めにおすすめの本や教材を知りたい方はこちらもどうぞ。通信制大学生が実際に役立てている教材をまとめています。



海外オンライン大学で学ぶための英語準備
英語力を効率的に伸ばす方法
海外オンライン大学に入学するための英語力が不安な方は、まずMOOC(大規模公開オンライン講座)の英語コースで練習するのがおすすめです。CourseraやedXには英語学習者向けの無料コースがあり、アカデミック英語のリスニングやライティングを段階的に鍛えることができます。
Duolingo English Testは自宅で受験できる英語力証明テストで、University of the Peopleをはじめ複数の海外大学が入学要件として認めています。受験料も比較的安く、手軽に英語力を証明できる手段として注目されています。
まずはMOOCで海外大学の授業を体験してみよう
いきなり入学するのが不安な方は、CourseraやedXで気になる大学の無料講座を受けてみましょう。海外大学の授業スタイルや課題の出し方を事前に体験しておくことで、入学後のギャップを減らせます。特にハーバード大学のCS50やMITのオープンコースウェアは、授業の質の高さを実感できるのでおすすめです。


🐹 海外オンライン大学ではビデオ通話やオンラインテストなどが多いですので、学習環境の整備が大切です。Webカメラやヘッドセットなど、必要なものをまとめたページもご覧ください。



日本の通信制大学との比較
海外オンライン大学と日本の通信制大学、どちらが自分に合っているか迷う方のために、主な違いを整理しておきます。
| 項目 | 日本の通信制大学 | 海外オンライン大学 |
|---|---|---|
| 授業言語 | 日本語 | 英語(一部他言語) |
| 学費 | 年間20~80万円 | 年間14~150万円 |
| 資格取得 | 日本の国家資格に対応 | 海外資格・学位 |
| 就職での評価 | 国内企業で一般的に認知 | 外資系・グローバル企業で評価 |
| サポート体制 | 日本語でのサポート | 英語でのサポートが主 |
国内企業への就職が主な目標であれば日本の通信制大学、グローバルなキャリアを目指すなら海外オンライン大学という使い分けが基本です。両方を併用する方法もあり、日本の通信制大学で学位を取りつつ、Courseraで海外の講座を受講するという組み合わせも効果的です。
Q. 海外オンライン大学で取った学位は日本で認められますか?
正式なアクレディテーション(認証評価)を受けた大学であれば、日本でも海外の学位として認められます。就職や大学院進学の際には、外国の学位評価サービスを利用して学歴証明を取得することも可能です。公的機関での手続きには、文部科学省への確認が必要になることがあります。
Q. 海外オンライン大学と留学はどう違いますか?
海外オンライン大学は、日本にいながらインターネットを通じて海外の大学の授業を受け、学位を取得するものです。留学とは異なり、渡航費や生活費がかからないため、経済的な負担が大幅に軽減されます。ただし、現地での異文化体験や対面での人脈づくりという面では留学に劣る部分もあります。目的に応じて選びましょう。
Q. 海外オンライン大学の授業についていけるか不安です
多くの海外オンライン大学では、入学後にオリエンテーションやアカデミックサポートが提供されています。University of the Peopleでは「University Preparation Course」という無料の準備コースがあり、英語でのレポートの書き方やオンライン学習の進め方を事前に学ぶことができます。また、掲示板やフォーラムで他の学生に質問することもでき、孤独にならない仕組みが整っています。不安な方は、まず準備コースから始めてみるのがおすすめです。
まとめ
海外オンライン大学は、日本にいながら海外の学位を取得できる魅力的な選択肢です。University of the Peopleのように学費がほぼ無料の大学もあり、経済的なハードルも下がっています。
英語力・費用・アクレディテーションの3点を確認し、自分のキャリア目標に合った大学を選ぶことが成功の鍵です。海外の大学で学ぶ経験は、語学力だけでなく視野を大きく広げてくれるでしょう。
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