「通信制大学に編入したいけど、どんな書類が必要なの?」「3年次編入ってどういう仕組み?」こんな疑問を持っている方は多いはずです。
通信制大学への編入は、短大卒や専門学校卒の方、あるいは大学を中退した方が、途中から入学して最短2年で大学卒業を目指せる制度です。ただし編入には特有の書類や条件があり、事前に把握しておく必要があります。この記事では、編入に必要な書類の一覧と、3年次編入の条件や手続きの流れを詳しく解説します。

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通信制大学の編入とは
編入学とは、すでに他の教育機関で取得した単位を活かして、大学の2年次や3年次から入学する制度です。1年次から入学するよりも短い期間で卒業を目指すことができます。
通信制大学の多くは2年次編入と3年次編入に対応しており、一部の大学では4年次編入を受け入れているところもあります。特に3年次編入は、短大卒や専門学校卒の方が最短2年で大学卒業資格を取得できるため、人気のある入学方法です。
3年次編入の条件
3年次に編入するためには、以下のいずれかの条件を満たしている必要があります。
- 短期大学を卒業した方
- 高等専門学校(高専)を卒業した方
- 専修学校の専門課程(修業年限2年以上、総授業時数1,700時間以上)を修了し、「専門士」の称号を取得した方
- 大学に2年以上在学し、60から62単位以上を修得した方(大学中退を含む)
- 外国の大学等で所定の課程を修了した方
具体的な条件は大学によって異なる場合があるため、志望する大学の入学要項で正確な条件を確認することが大切です。
編入に必要な書類一覧
通信制大学への編入に必要な書類は、一般的に以下のとおりです。大学によって追加書類が求められることもありますが、基本的な書類はほぼ共通しています。
1. 入学願書(志願書)
大学の所定の書式に必要事項を記入します。Web出願に対応している大学では、オンラインフォームで入力するケースも増えています。氏名、住所、連絡先、希望学部・コースなどの基本情報を記入します。
2. 志望理由書
編入を希望する理由や学習計画、将来の目標を記述する書類です。通信制大学の編入では学力試験を行わないことが多いため、志望理由書が選考の重要な判断材料になります。なぜその大学で学びたいのか、何を目指しているのかを具体的に書くことが大切です。
3. 成績証明書
前の教育機関で修得した単位の「科目名」「単位数」「成績(評価)」が記載された証明書です。単位認定の審査に使用される非常に重要な書類です。発行は出身校に依頼します。
4. 卒業証明書(または退学証明書・在学期間証明書)
- 短大・高専・専門学校卒業の方:卒業証明書
- 大学中退の方:退学証明書または在学期間証明書(入学日と退学日が明記されたもの)
- 専門学校卒業の方:「専門士」の称号を付与されたことを証明する書類(専門士称号授与証明書)が追加で必要になることがある
5. 本人確認書類
運転免許証、健康保険証、マイナンバーカードなどのコピーです。Web出願の場合はスキャンデータやスマホ撮影の画像で提出できることが多いです。
6. 証明写真
3cm x 4cm程度の証明写真が必要です。学生証用に使用されます。Web出願の場合はデータで提出します。
7. その他の書類(大学によって異なる)
- 健康診断書(一部の大学で求められる場合がある)
- 教員免許取得を希望する場合の教職課程履修関連の書類
- 単位修得証明書(成績証明書とは別に求められる場合がある)
- シラバス・講義概要(単位認定の審査で内容を確認するために求められることがある)


書類の取得方法と注意点
成績証明書・卒業証明書の取得
出身校(短大・専門学校・大学など)の事務局に依頼して発行してもらいます。
- 発行には1から2週間程度かかることが多い(郵送依頼の場合)
- 発行手数料がかかる(1通あたり200円から500円程度が一般的)
- 出身校が閉校している場合は、引き継ぎ先の教育機関に問い合わせる
- 証明書には有効期限が設けられている場合がある(発行から3ヶ月以内など)
- 英文の証明書が必要な場合は別途依頼が必要
専門士称号授与証明書の取得
専門学校卒業の方は、卒業証明書に加えて「専門士」の称号を持っていることの証明が必要になることがあります。卒業した専門学校に依頼して発行してもらいましょう。
3年次編入の単位認定の仕組み
編入時には、前の教育機関で取得した単位の一部が認定されます。これにより、卒業に必要な単位数が軽減される仕組みです。
- 3年次編入の場合、一般的に60から62単位が一括認定される
- 認定された単位は卒業要件に算入されるため、残り62から64単位程度を2年間で取得すればよい
- ただし、前の学校で取得した単位がすべて認定されるわけではなく、大学ごとに認定基準が異なる
- 教職課程の単位は認定されにくい傾向がある(教職に関する科目は編入先で改めて履修する必要があることが多い)
単位の認定方法は大学によって異なるため、入学前に「自分の場合はどれくらいの単位が認定されるか」を大学に相談しておくことをおすすめします。
2年次編入と3年次編入の違い
- 2年次編入:大学に1年以上在学し30単位程度を取得した方が対象。30から31単位が認定され、残り3年間で卒業を目指す
- 3年次編入:短大卒・専門学校卒・大学2年以上在学の方が対象。60から62単位が認定され、残り2年間で卒業を目指す
最短で大卒資格を取得したい場合は3年次編入が有利ですが、教員免許の取得を目指す場合は教職課程の単位を多く履修する必要があるため、2年次編入のほうが余裕を持てるケースもあります。


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編入に対応している通信制大学の例
編入を受け入れている主な通信制大学を紹介します。
- 東京通信大学:完全オンラインで学位取得可能。2年次・3年次編入に対応
- 日本福祉大学:社会福祉士の受験資格取得を目指す方に人気。3年次編入に対応
- 法政大学:歴史ある通信教育部で文系学部を中心に編入を受け入れ
- 武蔵野大学:オンライン学習が充実。正科生3年次編入に対応
- 放送大学:全科履修生として3年次編入が可能。科目の幅広さが魅力
編入手続きのスケジュール
編入の手続きは、おおまかに以下のスケジュールで進めます。
- 3から4ヶ月前:志望大学の入学要項を取り寄せ、編入条件を確認する
- 2から3ヶ月前:出身校に成績証明書・卒業証明書を依頼する
- 1から2ヶ月前:出願書類を作成し、期限内に出願する。入学検定料を支払う
- 出願後:選考結果を待つ(通常2から4週間程度)
- 合格後:入学金・授業料を振り込む
- 入学:教材を受け取り、学習を開始する
🐹 編入後はオンラインでの授業やレポート提出が中心になります。ノートPCやタブレットの準備がまだの方は、通信制大学生向けのおすすめ機種を紹介していますので、入学前に揃えておくと安心です。



編入後の学習をスムーズに進めるためのアドバイス
編入学が決まったあと、学習をスムーズに進めるためのポイントを紹介します。
- 認定された単位の確認:入学後に単位認定の結果が通知されるので、卒業までに必要な単位数を正確に把握する
- 履修計画の作成:2年間(3年次編入の場合)で卒業するための履修計画を早めに立てる。必修科目を最優先で登録する
- スクーリングの日程確認:編入直後の学期からスクーリングが必要な科目がある場合は、早めに日程を確認して仕事やプライベートとの調整を行う
- 学習サポートの活用:通信制大学には学習アドバイザーやチューターが配置されている場合がある。編入生は独自の悩みを抱えやすいので、積極的に相談窓口を活用する
編入生は既に社会経験を持っていることが多く、その経験が学習に活きる場面も多いです。自信を持って新しい学びに取り組んでください。
🐹 通信制大学ではオンライン授業を受ける機会が多くなります。Webカメラやヘッドセットなど、授業に必要なアイテムを事前に準備しておくと、編入後の学習がスムーズにスタートできます。



🐹 編入後はレポート課題に取り組む場面が増えます。レポート作成をスムーズに進めるためのおすすめの本や文房具を紹介していますので、2年間で効率よく卒業を目指したい方はぜひご覧ください。



Q&A:通信制大学の編入に関するよくある質問
Q. 編入試験はありますか?
通信制大学の多くでは編入学試験(学力試験や面接試験)は実施されず、出願書類と志望理由書による書類選考のみで合否が判断されます。ただし、一部の大学では小論文や面接を課す場合もあります。
Q. 専門学校からの3年次編入は可能ですか?
修業年限2年以上で総授業時数1,700時間以上の専門課程を修了し、「専門士」の称号を取得していれば3年次編入が可能です。ただし、すべての専門学校卒業者が対象になるわけではないため、出身校が条件を満たしているか確認が必要です。
Q. 大学中退でも編入できますか?
大学に2年以上在学し、60から62単位以上を修得している場合は3年次編入が可能です。1年以上在学で30単位程度を修得している場合は2年次編入が検討できます。退学証明書と成績証明書が必要になります。
Q. 編入と1年次入学、どちらがいいですか?
すでに短大や専門学校を卒業している場合は、単位が認定される編入のほうが効率的です。ただし、まったく異なる分野を学び直したい場合や、教職課程をゼロから履修したい場合は1年次入学のほうが適している場合もあります。
出願準備でつまずきやすいポイントへの備え
編入の出願でつまずきやすいのが、志望理由書の書き出しと、集めた証明書類の管理の2つです。通信制大学の編入は書類選考が中心になるぶん、志望理由書に何をどう書くかで印象が変わります。書き方の型を解説した本を1冊読んでおくと、自分の経歴と学習計画をどう結びつけるかを整理しやすくなります。
もう一つは書類の管理です。成績証明書や卒業証明書は取り寄せに時間がかかるうえ、有効期限が設けられている場合もあります。届いた順にA4のクリアファイルへ入れておけば、出願直前に「あれがない」と探し回らずに済みます。
まとめ:編入は書類の準備が成功のカギ
通信制大学への編入は、必要な書類をしっかり揃えることが最も重要なステップです。特に成績証明書と卒業証明書(または退学証明書)は発行に時間がかかるため、編入を決めたらすぐに出身校に連絡しましょう。
3年次編入を活用すれば、最短2年で大学卒業資格を取得でき、キャリアアップや資格取得への道が大きく開けます。まずは志望大学の入学要項で編入条件と必要書類を確認し、計画的に準備を進めてください。
編入に対応した通信制大学の詳細は開志創造大学の編入ガイドでもまとめられています。具体的な手続き方法については東京通信大学の編入学ページが参考になります。また、なるには進学情報の3年次編入ガイドでも条件やメリットが詳しく解説されています。


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