通信制大学で学んでいると、「図書館を使いたいけど、キャンパスが遠くて行けない」「通信制の学生でも大学図書館を使えるの?」という疑問が出てくることがあります。
結論から言えば、通信制大学の学生も在籍大学の図書館を利用できます。さらに、多くの大学では電子書籍やオンラインデータベースなど、自宅から利用できるサービスも充実しています。この記事では、通信制大学の学生が使える図書館サービスを詳しく紹介します。

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通信制大学の学生が利用できる図書館サービス
在籍大学の図書館
通信制大学の学生は、在籍する大学の図書館を通学制の学生と同じように利用できます。学生証を提示すれば、図書の閲覧・貸出が可能です。スクーリングや科目試験でキャンパスを訪れた際に立ち寄って利用する方も多いです。
オンライン図書館(電子図書サービス)
近年は、キャンパスに行かなくても利用できるオンライン図書館を提供する大学が増えています。電子書籍の閲覧、学術論文データベースへのアクセス、オンラインジャーナルの購読など、自宅にいながら学術リソースを活用できます。
オンラインで利用できる主な学術サービス
- CiNii Research:国立情報学研究所が運営する学術情報検索サービス
- J-STAGE:日本の学術論文を無料で閲覧できるプラットフォーム
- 大学契約のデータベース:大学が契約している有料データベース(自宅からVPN接続で利用可能な場合あり)
図書の郵送貸出サービス
一部の大学では、図書を郵送で貸し出すサービスを提供しています。キャンパスが遠方にある通信制の学生にとって非常にありがたい制度です。返却も郵送で行えるため、自宅にいながら大学の蔵書を活用できます。送料については大学が負担する場合と自己負担の場合があるため、確認が必要です。

他大学の図書館も利用できる
紹介状による他大学図書館の訪問利用
在籍大学の図書館から紹介状を発行してもらうことで、他大学の図書館を訪問利用できるケースがあります。特に、自宅の近くにある大学の図書館を利用したい場合に便利です。放送大学の附属図書館では、紹介状の申し込みをメールで受け付けていることもあります。
図書館間相互貸借(ILL)
在籍大学の図書館を通じて、他大学の図書館から資料を取り寄せることもできます。これは「図書館間相互貸借(ILL:Interlibrary Loan)」と呼ばれる仕組みで、自分の大学にない資料が必要なときに非常に役立ちます。文献のコピー(複写依頼)を取り寄せることも可能です。
公共図書館の活用
大学の図書館だけでなく、地域の公共図書館も学習の強い味方です。
公共図書館のメリット
- 無料で利用できる
- 自宅の近くにあることが多い
- 学習スペースや自習室がある図書館も多い
- リクエスト制度で読みたい本を取り寄せてもらえる
通信制大学の学習に活用するコツ
公共図書館では大学のテキストが蔵書にないことも多いですが、関連する一般書や入門書は充実しています。レポートのテーマに関連する書籍を幅広く読むことで、より質の高いレポートが書けるようになります。

図書館を活用した効率的な学習法
レポート作成に活用する
通信制大学のレポートでは、参考文献の引用が必須です。図書館で専門書や学術雑誌にあたることで、レポートの質が格段に上がります。特に、教科書だけでは不十分な場合に、図書館の蔵書が頼りになります。
🐹 レポートで引用する参考文献を探すなら、図書館と合わせて通信制大学生向けのおすすめ本もチェックしておくと効率的です。テーマ別に使える教材が見つかるはず。

卒業論文の調査に活用する
卒業論文の執筆には、大量の文献調査が必要です。大学図書館のデータベースを活用すれば、関連論文を効率的に検索・収集できます。先行研究のリサーチには欠かせないツールです。
学習習慣の維持に活用する
自宅だと集中できない方は、図書館の閲覧室や自習スペースを利用してみましょう。「図書館に行く=勉強する」という習慣がつけば、学習のモチベーション維持にもつながります。
図書館利用時の注意点
- 大学図書館の利用には学生証が必要
- 貸出冊数や貸出期間は大学ごとに規定がある
- 他大学図書館の訪問利用は事前の手続きが必要
- 返却期限を過ぎると延滞金やペナルティが発生する場合がある
オンラインで利用できる無料の学術リソース
大学の図書館に加えて、無料で利用できるオンラインの学術リソースも活用しましょう。
CiNii Research
国立情報学研究所が運営する学術情報検索サービスです。日本の学術論文を幅広く検索でき、無料で全文を閲覧できるものも多数あります。レポートや卒業論文の参考文献探しに欠かせないツールです。
J-STAGE
科学技術振興機構(JST)が運営する電子ジャーナルプラットフォームです。日本の学術論文を無料で閲覧でき、分野別の検索機能も充実しています。
国立国会図書館デジタルコレクション
国立国会図書館が所蔵する資料をデジタル化して公開しているサービスです。歴史資料や古典文学など、特定の分野では大学図書館にもない貴重な資料を閲覧できることがあります。
Google Scholar
学術論文を横断的に検索できるGoogleのサービスです。世界中の学術論文を対象に検索でき、無料で閲覧できる論文も多数ヒットします。引用情報や関連論文へのリンクも充実しており、文献調査の出発点として非常に便利です。


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通信制大学の学生におすすめの図書館活用術
複数の図書館を使い分ける
在籍大学の図書館、近隣の公共図書館、他大学の図書館と、複数の図書館を目的に応じて使い分けるのがおすすめです。学術書は大学図書館、一般書は公共図書館、特定分野の専門書は他大学図書館というように、それぞれの強みを活かしましょう。
図書館のレファレンスサービスを活用する
大学図書館や公共図書館では、司書による「レファレンスサービス」を受けられます。「このテーマについて調べたいけど、どんな資料を見ればいいかわからない」という場合に、専門の司書がアドバイスをくれるため、効率的に情報収集ができます。
図書館の学習スペースを「第二の書斎」にする
自宅だと集中できない方は、図書館の学習スペースを定期的に利用する習慣をつけましょう。「毎週土曜の午前は図書館で勉強する」といったルーティンを作ると、学習の習慣化にもつながります。
図書館利用に関する知っておきたい豆知識
図書館をより便利に使うための豆知識を紹介します。
予約制度でしっかりと本を借りる
人気のある書籍は予約制度を利用するとしっかりと借りられます。多くの大学図書館や公共図書館では、オンラインで蔵書検索と予約ができるシステムを導入しています。目当ての本が貸出中の場合は予約しておけば、返却され次第連絡がもらえます。
文献複写サービスの活用
他大学の図書館にしかない論文や資料が必要な場合、文献複写サービスを利用すれば、該当ページのコピーを取り寄せることができます。費用は1枚あたり数十円程度で、郵送で届くため非常に便利です。在籍大学の図書館カウンターで申し込みましょう。
🐹 レポート作成を効率よく進めるなら、文章の書き方を解説した本や使いやすい筆記用具を揃えておくと作業がはかどりますよ。図書館で調べた情報をまとめるときにも役立つんです。



電子書籍リーダーとの併用
図書館で借りた紙の書籍と、電子書籍を併用すると効率的です。持ち歩きが難しい大型の専門書は図書館で閲覧し、手元に置きたい参考書は電子書籍で購入するという使い分けがおすすめです。
図書館のイベントに参加する
大学図書館や公共図書館では、読書会やデータベース講習会などのイベントを開催していることがあります。こうしたイベントに参加することで、図書館の使い方をより深く知れるだけでなく、同じ分野に興味を持つ仲間と出会えることもあります。
🐹 図書館やオンラインデータベースでの情報収集には、タブレットやノートPCがあると便利ですよ。軽くて持ち運びやすいモデルなら、図書館でも自宅でもどこでも使えるんです。



よくある質問(Q&A)
Q. 通信制大学の学生は図書館の自習室を使えますか?
在籍大学の図書館であれば、自習室やラーニングコモンズなどを利用できるのが一般的です。ただし、座席予約が必要な場合や、通学制の学生が優先されるケースもあるため、事前に確認しましょう。
Q. 電子書籍やデータベースは自宅から使えますか?
多くの大学では、VPN接続や学内認証システムを通じて、自宅から電子書籍やデータベースにアクセスできます。利用方法は大学の図書館ウェブサイトで案内されていることが多いです。
Q. 科目等履修生でも図書館は使えますか?
大学によって対応が異なりますが、科目等履修生にも図書館の利用を認めている大学は多いです。利用範囲は正科生と異なる場合があるため、確認が必要です。
通信制大学の学生にとって、図書館は学習を支える重要なリソースです。キャンパスの図書館だけでなく、オンラインサービスや公共図書館も上手に活用して、充実した学びを実現しましょう。
よくある質問
通信制大学の学生でも大学の図書館に直接行って本を借りられますか?
はい、ほとんどの通信制大学で図書館の来館利用が可能です。貸出冊数や期間は大学によって異なりますが、通学生と同様に利用できるケースが一般的です。事前に学生証を持参し、図書館カウンターで手続きしましょう。
自宅から論文や電子書籍にアクセスする方法はありますか?
多くの通信制大学では、CiNiiやJ-STAGEなどの学術データベースへのアクセス権を学生に提供しています。大学の学内ポータルからVPN接続やプロキシ設定を行うことで、自宅からでも論文の閲覧やダウンロードが可能です。
他大学の図書館も利用できますか?
紹介状制度を利用すれば、他大学の図書館を利用できる場合があります。自分の大学の図書館窓口で紹介状を発行してもらい、利用したい大学の図書館に事前連絡のうえ訪問します。近隣に自分の大学がない場合に便利な制度です。
図書館を使わずにレポートを書くことは可能ですか?
可能ですが、質の高いレポートを書くためには図書館の活用が不可欠です。インターネット上の情報だけでは信頼性が不十分な場合があり、学術書や専門書を参考にすることで説得力のあるレポートに仕上がります。電子図書館サービスを活用するのがおすすめです。
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