通信制大学に興味はあるけど、「本当に卒業できるの?」「学費はどれくらい?」「入学試験はあるの?」など、わからないことだらけで不安になっている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、通信制大学に関するよくある質問をまとめて、一つひとつわかりやすく答えていきます。入学を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

📝 入学したら、すぐレポートが始まる
通信制大学は、入学してすぐレポートが始まります。パソコンやプリンタはもちろん、印刷用紙や参考書の置き場所まで、先に決めておくと立ち上がりがまるで違います。入学前に揃えておきたいものを、ひと通り整理しています。

入学に関する質問
Q. 通信制大学に入学試験はある?
ほとんどの通信制大学は入学試験を実施していません。書類選考のみで入学を許可する大学がほとんどで、高等学校卒業(または同等の資格)があれば入学資格を満たします。一部の大学では面接が行われる場合もありますが、合否判定は書類選考が基本となります。
Q. いつ入学できる?
多くの通信制大学では、4月入学と10月入学の年2回の入学時期を設けています。出願期間も比較的長く設定されているため、じっくり検討してから出願することが可能です。大学によっては随時入学を受け付けているところもあります。
Q. 高卒じゃなくても入学できる?
高等学校を卒業していない方でも、高等学校卒業程度認定試験(旧大学入学資格検定)に合格していれば入学資格があります。また、大学によっては特別入学選考として、社会人経験を考慮した入学制度を設けているケースもあります。


学費に関する質問
Q. 通信制大学の学費はいくらくらい?
通信制大学の学費は大学によって異なりますが、年間10万〜30万円程度が一般的です。4年間の総額で言うと40万〜120万円程度が目安になります。通学制の私立大学(4年間で約400万〜500万円)と比べると、かなり安いです。
Q. スクーリング費用は別途かかる?
大学によってはスクーリング(対面授業)の受講料が別途必要になる場合があります。1科目あたり5,000〜15,000円程度が相場です。完全オンラインの大学であれば、スクーリング費用はかかりません。
Q. 奨学金は使える?
通信制大学でも日本学生支援機構(JASSO)の奨学金を利用できる場合があります。正科生として在籍していることが条件で、スクーリング期間中の貸与型奨学金が利用可能な大学もあります。また、教育訓練給付金の対象となっている講座であれば、学費の一部が還付される制度もあります。
学費を抑えるコツ:教育訓練給付金、各大学独自の奨学金制度、学費の分割払い制度などを組み合わせることで、負担を軽減できます。入学前に大学の担当窓口に相談するのがおすすめです。
学習に関する質問
Q. 1日どれくらい勉強すればいい?
一般的に、1日1〜2時間程度の学習を継続すれば、4年間で卒業に必要な単位を修得できると言われています。ただし、レポート提出や試験前は集中的に時間を確保する必要があります。
Q. レポートは難しい?
レポートの難易度は大学や科目によって異なります。大学が指定するテキストを読み込み、設問に沿って論理的に記述する力が求められます。不合格になっても再提出が可能な大学がほとんどなので、談めずに取り組むことが大切です。
Q. スクーリングなしで卒業できる?
記事執筆時点では、サイバー大学、東京通信大学、大手前大学などが完全オンラインで卒業可能な体制を整えています。ただし、取得したい資格によってはスクーリングが必須になる場合もあります。





卒業・学位に関する質問
Q. 通信制大学を卒業すると大卒になる?
文部科学省に認可された通信制大学を卒業すれば、通学制の大学と同じ「学士」の学位が授与されます。法的には通学制の卒業と同等の効力を持ちます。
Q. 卒業率はどれくらい?
通信制大学全体の平均卒業率は約15〜20%程度とされています。ただし、大学によって大きな差があり、サポートが充実した大学では卒業率が70%を超えるところもあります。
Q. 最短何年で卒業できる?
1年次入学の場合は最短4年、3年次編入の場合は最短2年で卒業できます。短期大学や専門学校からの編入であれば、学習期間を大幅に短縮できます。
🐹 通信制大学での勉強を効率よく進めたいなら、テキスト以外にも役立つ教材がいろいろありますよ。自分に合った参考書を見つけると、レポートや試験対策がグッと楽になるんです。



資格・就職に関する質問
Q. 通信制大学で取れる資格は?
通信制大学では、教員免許、図書館司書、社会福祉士受験資格、認定心理士、学芸員資格など、さまざまな資格の取得を目指すことができます。大学ごとに対応している資格が異なるため、取りたい資格に合わせて大学を選ぶことが大切です。
Q. 通信制大学の卒業は就職に有利?
大卒資格を取得することで、応募できる求人の幅が広がるという点では有利になります。ただし、通信制であることを気にする企業もゼロではないため、面接では学習内容や取り組んだ姿勢をしっかりアピールすることが大切です。
Q. 履歴書にはどう書くの?
「○○大学 通信教育部 ○○学部 ○○学科 卒業」と記載するのが一般的です。通信制であることを隠す必要はなく、堂々と記載して問題ありません。


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その他の質問
Q. 年齢制限はある?
通信制大学に年齢制限はありません。10代から70代以上まで、幅広い年齢層の学生が在籍しています。「学びたい」という気持ちがあれば、何歳からでもスタートできます。
Q. 学割は使える?
通信制大学の正科生として在籍していれば、学割が利用できる場合があります。ただし、通学定期券の学割は基本的に適用されません。映画館や美術館などの学生割引は利用可能なケースが多いです。
Q. 友達はできる?
スクーリングやオンラインの交流イベント、SNSの学生コミュニティなどを通じて、仲間を見つけることは可能です。孤独になりがちな通信学習だからこそ、積極的にコミュニティに参加することをおすすめします。
入学前に学習環境をととのえておきましょう
ここまで見てきたとおり、通信制大学でつまずきやすいのは「自宅で机に向かう習慣がつくれるかどうか」というところです。何をどう進めればいいかイメージが湧かない方は、社会人の学び直しをテーマにした本を1冊読んでおくと、入学後の動き方が具体的になります。また、夜にテキストを読む時間が長くなるため、手元をしっかり照らせるデスクライトを用意しておく方も多いです。
まとめ
通信制大学は、年齢や職業に関係なく、誰でも学び直しができる素晴らしい制度です。入学試験がなく、学費も安く、自分のペースで学習を進められるのが大きなメリットです。
不安や疑問がある方は、まずは気になる大学の資料を取り寄せて、説明会に参加してみることをおすすめします。


🐹 通信制大学での学習には、パソコンやタブレットが欠かせません。オンライン授業やレポート作成がスムーズにできる端末を選んでおくと、入学後に困らません。



🐹 資格取得を目指して通信制大学に入学する人も多いですよね。必要な参考書やテキストは早めに揃えておくと、計画的に学習を進められますよ。



通信制大学を選ぶときのチェックポイント
よくある質問への回答を読んで、通信制大学に興味が深まったら、次は具体的に大学を選ぶステップに進みましょう。ここでは、大学選びで失敗しないためのチェックポイントを紹介します。
1. 自分の目的を明確にする
「大卒資格が欲しい」「教員免許を取りたい」「キャリアアップしたい」など、通信制大学に通う目的は人それぞれです。目的が明確になれば、それに合った大学が自然と絞り込まれてきます。
2. 学費の総額を比較する
入学金、授業料だけでなく、テキスト代、スクーリング費用、試験料なども含めた「4年間の総額」で比較することが大切です。表面上の授業料が安くても、追加費用が多い大学もあるため、細かく確認しましょう。
3. サポート体制を確認する
通信制大学は一人で学ぶ時間が長いため、困ったときに相談できる窓口があるかどうかは非常に重要です。学習アドバイザー制度、質問対応の仕組み、学生同士の交流の場などが充実している大学を選ぶと、挫折しにくくなります。
4. 卒業生の口コミをチェックする
SNSやブログで実際の卒業生の体験談を読むことで、パンフレットには載っていないリアルな情報を得られます。「実際に学んでみてどうだったか」「困ったことは何か」「サポートは充実していたか」など、具体的な声を参考にしましょう。
5. 説明会に参加する
オンラインまたは対面での説明会に参加して、大学の雰囲気を直接感じることが大切です。担当者に直接質問できる機会でもあるので、気になることはどんどん聞いてみましょう。


大学選びの5ステップ:
- 目的を明確にする(資格取得?大卒資格?教養?)
- 候補の大学の資料を3〜5校取り寄せる
- 学費の総額、サポート体制、卒業率を比較する
- 口コミや体験談をチェックする
- 説明会に参加して最終判断する
通信制大学に向いている人・向いていない人
通信制大学は素晴らしい制度ですが、すべての人に向いているわけではありません。自分に合っているかどうかを見極めるために、向いている人と向いていない人の特徴を整理してみましょう。
向いている人
- 自分で計画を立てて実行できる自己管理能力の高い人
- 仕事や家庭の事情で通学が難しい人
- すでに明確な目標(資格取得、キャリアアップなど)がある人
- 一人で黙々と学習することが苦にならない人
- テキストを読んで理解する力がある人
向いていない人
- 誰かに管理してもらわないと学習が進まない人
- 対面での授業やディスカッションを重視する人
- キャンパスライフ(サークル、学食など)を楽しみたい人
- 明確な目標がなく「何となく」入学しようとしている人


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通信制大学と他の学び方の比較
通信制大学以外にも、社会人が学び直す方法はいくつかあります。自分に最適な学び方を選ぶために、比較してみましょう。
夜間大学(二部)との違い
夜間大学は平日の夕方〜夜に授業があるため、仕事との両立はできますが通学が必要です。通信制大学は通学の必要がない分、時間的な自由度が高いです。一方、夜間大学は対面授業ならではの学びの深さがあります。
放送大学との違い
放送大学はテレビ・ラジオ・インターネットで授業を受ける大学で、全科目がオンラインで学べます。学費も年間10万円程度と安いです。ただし、取得できる資格の種類が一般の通信制大学に比べて限られている面があります。
参考サイト:私立大学通信教育協会 よくある質問|文部科学省|日本学生支援機構
🐹 レポートでつまずく人が、いちばん多い
通信制大学で一番多くの人がつまずくのがレポートです。書き方の型を教えてくれる本が1冊あるかないかで、かかる時間はまるで変わります。レポート作成を助けてくれる本と文房具を選んでご紹介しています。毎回ゼロから悩んでいる方は、まずこちらをご覧ください。






