「通信制大学に興味があるけど、どこを選べばいいか分からない」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。通信制大学は全国に40校以上あり、学費・卒業率・カリキュラム・サポート体制がそれぞれ異なります。この記事では、社会人におすすめの通信制大学を厳選して紹介しつつ、失敗しない選び方のポイントを詳しく解説します。自分に合った通信制大学を見つけて、新しいキャリアへの一歩を踏み出しましょう。

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通信制大学を選ぶ前に知っておきたい基礎知識
通信制大学とは、文部科学省が認可した正規の大学教育課程のひとつです。卒業すれば通学制の大学と同じ「学士」の学位が取得でき、履歴書にも「大学卒業」と記載できます。学習は主にテキスト学習・オンライン授業・レポート提出で進め、一部の大学ではスクーリング(対面授業)が必要になる場合もあります。
通信制大学の大きな特徴は、入学試験がない(もしくは書類選考のみ)大学がほとんどであること、学費が通学制大学の半額以下に抑えられること、そして自分のペースで学習を進められることです。社会人はもちろん、主婦の方やシニア世代の方まで幅広い層が学んでいます。
社会人におすすめの通信制大学を目的別に紹介
卒業率の高さで選ぶなら「産業能率大学」
産業能率大学の通信教育課程は、3年次編入生の卒業率が約77%と通信制大学の中でもトップクラスの実績を誇ります。通信制大学全体の平均卒業率が15〜20%程度と言われる中、この数字は驚異的です。経営・マネジメント系のカリキュラムが充実しており、実務に直結する学びが得られます。通学不要で卒業できるため、忙しい社会人にも人気があります。
産業能率大学の3年次編入なら、約42万円(2年分)で大卒資格が取得可能。コストパフォーマンスの高さも魅力のひとつです。
完全オンラインで学ぶなら「サイバー大学」
サイバー大学はソフトバンクグループが運営する完全オンラインの通信制大学です。IT総合学部では、プログラミング・AI・ビジネスなど最新のテクノロジーを学べます。卒業率は約76%と高水準で、独自の学習管理システム「Cloud Campus」を採用。履修登録から授業の視聴、レポート提出、試験まで全てオンラインで完結するため、一度もキャンパスに通う必要がありません。
学費の安さで選ぶなら「放送大学」
放送大学は、国が設置した通信制大学で、学費が圧倒的に安いのが特徴です。1学期に3〜4科目ペースなら年間約7万円程度で学ぶことができ、4年間の総額でも約70万円に抑えられます。テレビ・ラジオ・インターネットを活用した授業が充実しており、全国各地に学習センターが設置されているため、スクーリングの受講もしやすい環境です。教養学部1学部6コースの構成で、幅広い分野から自由に科目を選択できます。

スキマ時間で学ぶなら「東京通信大学」
東京通信大学は、1回の講義が約15分に設計されているのが大きな特徴です。通勤時間や休憩時間などのスキマ時間を活用して学習を進められるため、フルタイムで働く社会人に適しています。情報マネジメント学部と人間福祉学部の2学部を設置しており、IT系・福祉系の学びを深めたい方に向いています。4年間の学費は約83万円からと、比較的リーズナブルな設定です。
幅広い分野を学ぶなら「大手前大学」
大手前大学の通信教育部は、心理学・ビジネス・日本語教員など多彩な分野を完全オンラインで学べる環境が整っています。必修科目がなく、約150科目の中から自由に科目を選択できる「リベラルアーツ型」のカリキュラムが特徴的です。認定心理士の資格取得も目指せるため、心理学に興味がある方にもおすすめです。
資格取得を目指すなら「日本福祉大学」
社会福祉士や精神保健福祉士などの国家資格を目指すなら、日本福祉大学の通信教育部が有力な選択肢です。社会福祉士国家試験の合格者数は全国の大学の中でも上位に位置し、資格取得のためのサポート体制が手厚いのが魅力です。オンデマンド型の授業が中心で、スクーリングもオンラインで受講できる科目が多く用意されています。
🐹 通信制大学に入学したら、勉強に使う本や教材選びも大事になってきます。テキストだけでは足りないことも多いですので、おすすめの本をまとめたこの記事も参考にしてみてください。

🐹 通信制大学はPCが学習の中心になりますよ。レポート作成からオンライン授業まで、どんなPCやタブレットを選べばいいか迷ってる人はこっちをチェック。



通信制大学の選び方|失敗しないための5つのポイント
目的を明確にする
まず「なぜ通信制大学に入学するのか」を明確にしましょう。大卒資格の取得・教員免許や国家資格の取得・教養を深めたい・キャリアアップにつなげたいなど、目的によって最適な大学は異なります。目的が曖昧なまま入学すると、モチベーションの維持が難しくなり中退の原因になりかねません。
学費の総額を確認する
通信制大学の学費は年間5万〜30万円程度と大学によって開きがあります。学費を比較する際は、入学金・授業料・スクーリング費用・テキスト代・試験料などを含めた「4年間の総額」で比較するのがポイントです。表面上の授業料だけを見て判断すると、想定外の出費が発生することがあります。
学費が安くても、スクーリングの交通費・宿泊費が別途かかる場合があります。完全オンライン型の大学であれば、こうした追加費用を抑えられます。
卒業率とサポート体制を確認する
通信制大学は自主学習が基本となるため、通学制の大学に比べて卒業率が低い傾向にあります。卒業率が高い大学は、それだけ学習サポートが充実しているとも言えます。学習アドバイザー制度・オンラインでの質問対応・学生同士のコミュニティなど、どのようなサポートが用意されているか事前に確認しておきましょう。
スクーリングの有無と形式を確認する
通信制大学によっては、年に数回のスクーリング(対面授業)が必須の場合があります。特に地方在住の方や海外在住の方は、スクーリングの開催場所と日程を事前に確認しておくことが重要です。記事執筆時点では、完全オンラインで卒業できる大学も増えてきています。
取得できる資格・免許を確認する
資格取得が目的の場合、希望する資格がその大学で取得できるかどうかできるだけ確認しましょう。同じ資格でも大学によって取得可能な免許の種類や条件が異なります。特に教員免許は、校種(小学校・中学校・高校)や教科(国語・社会・数学など)によって対応する大学が限られます。


通信制大学のメリット・デメリットを正直に解説
メリット
通信制大学の最大のメリットは、働きながら自分のペースで学位が取得できる点です。通学の必要がないため、仕事や家事・育児と両立しやすく、学費も通学制大学の4分の1程度に抑えられます。入学試験がない大学がほとんどなので、学歴に関係なく学び直しの機会が得られるのも大きな魅力です。
デメリット
一方で、自己管理能力が求められるのがデメリットです。授業の時間割が決まっていないため、自分で学習計画を立てて実行する必要があります。また、通学制大学のように同級生と日常的に顔を合わせる機会が少ないため、孤独を感じやすいという声もあります。こうした点を踏まえた上で、学習サポートが充実している大学を選ぶと安心です。
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通信制大学に関するよくある質問
通信制大学の学位は就職に有利ですか?
通信制大学で取得した学位は、法律上、通学制大学の学位と全く同じ扱いです。「大卒」の応募条件を満たすことができるため、高卒と比較すれば就職・転職の選択肢はしっかりと広がります。ただし企業によっては、通信制大学に対する認知度が低い場合もあるため、面接時に通信制大学で何を学び、どんなスキルを身につけたかをアピールすることが大切です。
通信制大学の入学に年齢制限はありますか?
通信制大学に年齢制限はありません。18歳の方から70代以上の方まで、幅広い年齢層の方が学んでいます。高校卒業(または高卒認定試験合格)の資格があれば、何歳からでも入学可能です。「今さら遅い」ということは全くないので、学びたいと思ったタイミングが始め時です。
途中で挫折しないためにはどうすればいいですか?
挫折しないためのコツは、まず無理のない学習計画を立てること。1日30分〜1時間程度の学習時間を確保し、コツコツ続けることが大切です。また、SNSやオンラインコミュニティで同じ大学の仲間とつながることで、モチベーションの維持にも役立ちます。


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通信制大学の学費を比較|コストパフォーマンスで選ぶ
通信制大学の学費は、大学によって年間5万~30万円程度と幅があります。4年間の総額で比較すると、放送大学が約70万円と最も安く、次いで東京通信大学が約83万円、産業能率大学(3年次編入)が約42万円(2年間)となっています。サイバー大学は4年間で約260万円と通信制大学の中では高めですが、通学制の私立大学(約400万円以上)と比較すればリーズナブルです。
学費を比較する際には、授業料だけでなくスクーリング費用・テキスト代・試験料なども含めた総額で判断しましょう。教育訓練給付金の対象になっている大学もあるため、ハローワークで自分が利用できるか確認してみるのも賢い方法です。
通信制大学の卒業率を比較|サポート体制が鍵を握る
通信制大学の全体的な卒業率は15~20%程度と決して高くありません。しかし、大学によって卒業率には大きな差があります。産業能率大学は約77%(3年次編入生)、サイバー大学は約76%と突出して高い水準です。卒業率が高い大学には、学習アドバイザーによる個別サポートや、学習進捗を管理するシステム、学生同士が交流できるオンラインコミュニティなど、挫折を防ぐための仕組みが充実しています。
卒業率が低い原因の多くは「モチベーションの低下」と「学習習慣が定着しないこと」です。入学前に、その大学がどのようなサポート体制を用意しているかをしっかり調べておくことが、卒業を成功させる第一歩になります。


まとめ
通信制大学は、働きながら学位や資格を取得したい社会人にとって非常に心強い選択肢です。卒業率を重視するなら産業能率大学、完全オンラインならサイバー大学や大手前大学、学費を抑えたいなら放送大学など、自分の目的や環境に合った大学を選ぶことが成功への第一歩になります。
まずは気になる大学の資料を取り寄せて比較検討してみてください。多くの大学ではBrushUP学びなどの比較サイトから無料で資料請求ができます。また、スクーリングなし通信制大学ガイドでは、各大学のスクーリング情報を詳しく比較できるので参考にしてみてください。自分に合った大学を見つけて、新たな学びのスタートを切りましょう。
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