「サイバー大学って聞いたことあるけど、実際どうなの?」と気になっている方は多いのではないでしょうか。ソフトバンクグループが運営する通信制大学というだけで目を引きますが、口コミや評判が気になるところです。
サイバー大学はすべての授業が完全オンラインで完結し、IT・ビジネスに特化したカリキュラムで実践力が身につく通信制大学です。公式サイトでは、2学期目の履修継続率が90.0%(2025年度春学期〜秋学期入学者)と公表されています。
この記事では、サイバー大学の在学生・卒業生のリアルな口コミを調査し、良い評判も気になる評判も正直にまとめました。入学を検討中の方が「自分に合う大学かどうか」を判断できるようにお伝えします。

📝 入学したら、すぐレポートが始まる
通信制大学は、入学してすぐレポートが始まります。パソコンやプリンタはもちろん、印刷用紙や参考書の置き場所まで、先に決めておくと立ち上がりがまるで違います。入学前に揃えておきたいものを、ひと通り整理しています。

サイバー大学の基本情報
サイバー大学の基本スペックを確認しましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 学部 | IT総合学部 |
| 学べる分野 | テクノロジー、ビジネス、教養・外国語(分野を自由に組み合わせて履修) |
| 取得可能な学位 | 学士(IT総合学) |
| 入学時期 | 4月・10月 |
| 学費 | 授業料1単位22,000円(卒業に必要な124単位=2,728,000円)+学期ごとに学籍管理料12,000円・システム利用料16,000円、入学時に入学検定料10,000円・入学金100,000円 |
| スクーリング | 完全オンライン(通学不要) |
| 編入学 | 2年次・3年次編入可 |
| 履修継続率 | 2学期目の履修継続率90.0%(2025年度春学期〜秋学期入学者・2026年5月現在の公表値) |
| 運営 | 株式会社サイバー大学(ソフトバンクグループ)/2007年4月開学 |
サイバー大学は完全オンライン型の通信制大学です。スクーリングを含むすべての授業がオンラインで完結するため、日本国内はもちろん、海外からでも受講可能です。なお、公式サイトでは2027年度春学期(4月入学)に入学するすべての正科生(1年次入学・編入学)を対象に、通常10万円の入学金を全額免除すると告知されています(2026年10月時点)。2027年度春学期の出願期間内に出願手続き(必要書類の郵送まで)を完了していることが条件です。最新の募集日程とあわせて公式サイトで確認しておくと安心です。
良い口コミ・評判
完全オンラインで通学不要
「一度もキャンパスに行くことなく卒業できた」「入学式も卒業式もオンラインで参加できた」という声が非常に多いです。完全オンラインは大手前大学と並ぶ大きな強みで、場所を選ばず学べるのが大きなメリットです。
IT・ビジネスのスキルが実践的
「プログラミング、AI、データサイエンスなど、今のIT業界で求められるスキルが学べる」「ビジネス系の科目ではマーケティングやマネジメントの実践的な内容が充実している」と評価されています。カリキュラムが実務に直結する内容で構成されているため、「学んだことがすぐに仕事で使える」という声が目立ちます。
学習を続けやすいサポートがある
「途中で挫折しないようにサポートが手厚い」「質問するとすぐに返事がもらえる」という口コミがあります。公式サイトによると、学生サポート・授業サポート・システムサポート・キャリアサポートの4つのセンターが設けられており、科目ごとの質問には教員とTA(ティーチングアシスタント)が原則24時間以内(土日祝日を除く)に一次回答するとされています。2学期目の履修継続率は90.0%と公表されています。


動画授業のクオリティが高い
「まるでテレビ番組のような高品質な動画授業で、見ていて飽きない」「講師の解説がわかりやすく、何度でも見返せるのがありがたい」という声があります。ソフトバンクグループのIT技術を活かした動画制作が評価されています。
ソフトバンクグループの安心感
「大手企業グループが運営しているという安心感がある」「IT企業が運営しているだけあって、学習システムが使いやすい」という口コミがあります。運営基盤の安定性は長期間学ぶ通信制大学では重要な要素です。
企業との連携講座がある
「実際のIT企業の方がゲスト講師として登壇する授業があり、業界のリアルを知ることができた」という声もあります。企業と関わりのある学びに触れられる点は、サイバー大学の特徴のひとつといえます。
気になる口コミ・評判
学費が非常に高い
「4年間で約306万円は、通信制大学としてはかなり高い」という声がよく見られる不満点です。公式サイトの料金で計算すると、124単位の授業料2,728,000円に、8学期分の学籍管理料・システム利用料(計224,000円)と入学検定料・入学金(計110,000円)を加えて約306万円になります(教材費・通信費などは別途)。学費が年間数十万円台に収まる通信制大学も多いため、比較すると負担はかなり大きめです。
ただし、通学制の私立大学は4年間の学費が数百万円規模になることが多く、通学費や引っ越し費用もかからない点を考えると、「4年制大学の学位が取れる分、コスパは悪くない」という見方もあります。
IT特化で学びの幅が狭い
「IT以外の分野を学びたくなっても選択肢がない」「教養科目の選択肢が少なめ」という指摘があります。IT・ビジネスに興味がある方には最適ですが、幅広い分野を学びたい方には不向きです。
知名度がまだ低い
「就職面接で”サイバー大学”と言っても知らない面接官がいた」「もう少し知名度があればいいのに」という声があります。2007年4月開学と比較的新しい大学のため、歴史の長い大学に比べると知名度では劣る面があります。
- 4年間の学費総額は約306万円で、通信制大学としては高めの水準
- IT総合学部のみで、法学・文学・福祉系など他分野は学べない
- 2007年開学と比較的新しく、知名度がまだ限定的
- 対面での学生交流がないため、人脈づくりには工夫が必要


向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| IT・ビジネスのスキルを身につけたい | 学費をできるだけ安く抑えたい |
| 完全オンラインで卒業したい | IT以外の分野を学びたい |
| IT業界への就職・転職を考えている | 対面での学生交流を重視する |
| プログラミングやAIを学びたい | 教員免許や福祉系資格を取りたい |
| ソフトバンクグループに魅力を感じる | 大学の知名度を重視する |
学べる3つの分野の特徴
現在のサイバー大学は、コースを1つ選ぶ形ではなく、IT総合学部の中で「テクノロジー」「ビジネス」「教養・外国語」の3分野から興味に合わせて科目を組み合わせて学ぶカリキュラムになっています。ひとつの分野を修めるごとにデジタル証明書「オープンバッジ」が授与される仕組みもあります。
テクノロジー分野
AI(人工知能)開発、データサイエンス、プログラミング、Webアプリケーション開発、ネットワークセキュリティ、クラウド・サーバ構築など、IT技術を中心に学びます。エンジニアやプログラマーを目指す方に向いています。
ビジネス分野
起業・事業創造、プロジェクトマネジメント、デジタルマーケティング、商品企画、経営戦略・組織論、生成AI活用などを学びます。ITの知識を価値に変える仕組みを学ぶ分野で、ITプロジェクトマネージャーやDX推進などIT×ビジネスの仕事を目指す方に向いています。
教養・外国語分野
ロジカルシンキング、プレゼンテーション、ビジネス英語、Webデザイン、ファイナンシャル・プランニング、SDGsなど、社会人としての土台となる力を学びます。専門分野と組み合わせることで、企画・広報職やWebデザイナーなど幅広い将来像に対応できます。
💻 家で受ける授業は、環境で身につき方が変わる
自宅で受ける授業は、環境次第で身につき方が変わります。音が拾えないマイク、目が疲れる画面、姿勢が崩れる机――小さなストレスが積もると、続ける力そのものが削られます。快適に学び続けるために、最低限そろえたいものをまとめました。



他の通信制大学との比較
| 大学名 | 年間学費の目安 | 完全オンライン | 特徴 |
|---|---|---|---|
| サイバー大学 | 約76万円(32単位履修時の授業料+諸費用) | 可能 | IT特化・ソフトバンクグループ運営 |
| 大手前大学 | 約33万円 | 可能 | 幅広い分野・学費が安め |
| 産業能率大学 | 約20万円 | ほぼ可能 | ビジネス特化 |
| 放送大学 | 科目制 | ほぼ可能 | 科目選択の自由度が高い |
| 日本大学 | 約10万円 | 不可 | 4学部・学費が安め |
※サイバー大学の金額は公式サイトの料金(1単位22,000円、学籍管理料・システム利用料は学期ごと)から算出。入学年度は入学検定料・入学金が加わります。他大学の金額は目安のため、最新の学費は各大学の公式サイトでご確認ください。
学費だけを見るとサイバー大学はかなり高めですが、「IT特化×完全オンライン×続けやすいサポート」の組み合わせが大きな特徴です。IT業界への就職・転職が目的なら、投資として検討する価値はあるでしょう。完全オンラインの大学を比較したい方は以下の記事もチェックしてみてください。



🐹 サイバー大学は完全オンラインですので、学習用のPCスペックがとても大切です。プログラミングや動画視聴にも対応できるノートPCやタブレットのおすすめをまとめた記事がありますので、チェックしてみてください。



学費を抑える方法
1. 3年次編入を活用する
短大卒や専門学校卒などの方は、条件を満たせば2年次・3年次編入が可能です。公式サイトによると、3年次編入学で62単位が認定された場合、卒業までの授業料は1,364,000円(約136万円)です(学期ごとの学籍管理料・システム利用料、入学時の入学検定料・入学金は別途)。
2. 単位認定を最大限活用する
他大学等で修得した単位や、公的な資格等による単位認定を活用すると、履修すべき単位数が減り、その分の授業料を削減できます。対象となる資格や認定単位数は公式サイトで確認でき、編入学の場合は出願前に認定単位数の見込みを無料でチェックすることもできます(資格等による単位認定は正科生のみ対象)。
3. 教育訓練給付制度の確認
教育訓練給付制度は、雇用保険の加入期間などの条件を満たす方が厚生労働大臣の指定講座を受講した場合に、費用の一部が支給される制度です。専門実践教育訓練の場合は条件に応じて教育訓練経費の50%〜最大80%(年間上限あり)が支給されます。ただし、サイバー大学の課程が指定講座に該当するかは公式サイトでは確認できなかったため、利用を考える方は大学やハローワークに事前に確認してください。
4. 学費ローン・奨学金の活用
サイバー大学は株式会社オリエントコーポレーション(オリコ)と提携した「学費サポートプラン」(授業料の分割納付制度)を用意しています。また、JASSOの奨学金に申請でき、国の「高等教育の修学支援新制度」の対象校でもあります(いずれも審査あり・科目等履修生は対象外のものがあります)。
5. サイバー大学独自の奨学金を確認する
サイバー大学には返還不要の独自奨学金があります。たとえば「社会人学生奨学金」は、正科生として入学する社会人で前年の収入が500万円未満などの条件を満たし、審査に通った場合、履修した科目の授業料の50%相当額が免除される制度です(毎学期GPA3.0以上・8単位以上の履修などの継続条件あり、学籍管理料などの諸費用は対象外。日本学生支援機構の給付奨学金や他の学内奨学金とは併用不可)。ほかにも編入学奨学金などがあるので、自分が対象になるか公式サイトで確認してみてください。


よくある質問(FAQ)
Q. サイバー大学は文部科学省に認可された正規の大学ですか?
A. はい。2006年度に文部科学省の認可を受け、2007年4月に開学した正規の4年制大学です。卒業すると「学士(IT総合学)」の学位が授与され、大学院への進学も可能です。通学制の大学と同等の法的価値を持つ学位です。
Q. プログラミング未経験でも大丈夫ですか?
A. 公式サイトでは、まず基礎となる必修科目を学び、年次が進むにつれて応用的な内容を学ぶ「初学者でも安心して学べるカリキュラム」と説明されています。パソコン操作に不安がある場合もシステムサポートセンターに相談できるため、プログラミング未経験から学び始める方もいます。
Q. 仕事をしながらでも卒業できますか?
A. 公式サイトによると在学生の約半数(50.2%、2026年5月1日現在)が社会人です。授業はオンデマンド型で、自分の都合のよい時間に受講できるため、通勤時間や深夜の空き時間を使って学習を進められます。講義動画はスマートフォンやタブレットでも視聴できますが、期末試験やレポート提出、一部の演習科目はパソコンが必要なので、パソコンは必ず用意しておきましょう。
Q. 就職・転職に有利ですか?
A. IT業界への就職・転職を目指す場合、カリキュラムで身につけた実践的なスキルは大きな武器になります。ソフトバンクのグループ企業への中途入社選考プロセスを一部優遇する「ソフトバンク連携就職支援制度」があり、公式サイトでは2025年3月卒業生の就職率を93.3%(卒業時24歳以下が対象。全年代では88.1%)と公表しています。ただし、大学の知名度だけで就職が決まるわけではなく、在学中に実務スキルを磨くことが重要です。
Q. 試験はオンラインで受けられますか?
A. はい。公式サイトによると、演習科目での実習や期末試験もインターネットを介して行うため、スクーリングは一切必要ありません。自宅から受験できますが、期末試験はパソコンで受ける必要があります。
Q. 学費が高いのですが、分割払いはできますか?
A. 学費は履修した単位分を学期ごと(春学期は3月・秋学期は9月の年2回)に支払う仕組みなので、4年分を一度に用意する必要はありません。さらにオリコの「学費サポートプラン」を使えば授業料を分割で納付できます。JASSOの奨学金や大学独自の奨学金も利用できる場合があります(いずれも審査あり)。
Q. 卒業後に大学院に進学できますか?
A. はい。サイバー大学で取得した学士号は正規の学位なので、国内外の大学院に進学する資格があります。IT分野でさらに専門性を高めたい方は、大学院進学も選択肢のひとつです。
入学前に用意しておきたいPC環境と資格の足がかり
サイバー大学は完全オンラインで、講義視聴から課題提出、試験まですべてパソコン上で完結します。プログラミングを扱う科目もあるため、動画を見るだけの用途より少し余裕のあるスペックの1台があると、後々の科目でつまずきにくくなります。
また、テクノロジー分野で学ぶ内容とITパスポートの出題範囲は重なる部分があります。入学前の準備運動として、あるいは在学中の腕試しとして受ける方もいるので、市販の参考書を1冊のぞいてみるのもよいかもしれません。実際の価格やレビューは各ショップで確認できます。
まとめ:サイバー大学はIT業界を目指す方の「本気の選択肢」
- 完全オンラインで卒業可能。通学は一切不要
- IT・ビジネスに特化した実践的カリキュラム
- 2学期目の履修継続率90.0%(公式公表値)で、4つのサポートセンターが学習を後押し
- ソフトバンクグループ運営の安定基盤
- 4年間の学費は約306万円で通信制大学としては高めの水準(独自奨学金・学資ローンあり)
- IT以外の分野は学べないため、目的が明確な方向け
🐹 オンライン授業を毎日受けるなら、ヘッドセットやモニターなど環境を整えるグッズが快適さを大きく左右しますよ。オンライン授業に必要なものを一覧にした記事も参考にしてください。



🐹 IT系の勉強はPCに向かう時間が長いですので、デスク周りの環境づくりも大切です。社会人の通信制大学生に人気の勉強グッズをまとめましたので、快適な学習環境を作りましょう。



サイバー大学は学費こそ高いものの、「IT特化×完全オンライン×続けやすいサポート」が揃った大学です。IT業界への就職・転職を本気で考えている方、プログラミングやAIのスキルを身につけたい方にとっては、検討する価値のある選択肢です。まずは公式サイトで詳細なカリキュラムと学費を確認し、自分の目標と照らし合わせてみてください。


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