通信制大学に入学しようと思ったとき、「どの大学が自分に合っているんだろう?」「難しすぎて卒業できなかったらどうしよう」と不安になることがありますよね。通信制大学は入学試験がない代わりに、卒業までのハードルが大学によって大きく異なるのが特徴です。
この記事では、通信制大学の難易度を左右するポイントや、大学ごとの特徴を比較しながら、自分にぴったりの大学を見つけるためのヒントをお届けします。

📝 入学したら、すぐレポートが始まる
通信制大学は、入学してすぐレポートが始まります。パソコンやプリンタはもちろん、印刷用紙や参考書の置き場所まで、先に決めておくと立ち上がりがまるで違います。入学前に揃えておきたいものを、ひと通り整理しています。

通信制大学に偏差値はない|難易度を測る3つの指標
通信制大学には、通学制のような入学試験がないため、偏差値という概念が存在しません。ほとんどの大学が書類選考のみで入学を許可しているので、「入学の難易度」はほぼ横並びと言えます。
では、何で難易度を判断すればよいのでしょうか。以下の3つの指標がポイントになります。
- 卒業率:公表されている卒業率は大学選びの重要な判断材料になる
- スクーリングの日数と内容:対面授業の負担が卒業のしやすさに直結する
- レポート・試験の厳しさ:単位取得のハードルは大学ごとに異なる
卒業率で見る通信制大学の難易度比較
通信制大学全体の平均卒業率は約15〜20%と言われており、通学制大学の卒業率(約90%以上)と比べるとかなり低いです。ただし、大学によって大きな差があります。
卒業率が比較的高い大学
産業能率大学の通信教育課程は卒業率が約70%以上とされており、通信制大学の中でもトップクラスの実績を持っています。大手前大学も完全オンラインで卒業可能な仕組みを整えており、高い卒業率を維持しています。サイバー大学は100%オンラインで学べるため、スクーリングの負担がなく、仕事と両立しやすい環境が整っています。



卒業率が低いとされる大学
慶應義塘大学の通信教育課程は、卒業率が約5%とも言われており、通信制大学の中では最難関とされています。レポートの水準が高く、スクーリングも必須であるため、学習の質は非常に高いですが、それだけ卒業へのハードルも高いです。


スクーリング負担で比較する
通信制大学の難易度を左右する大きな要素のひとつが、スクーリング(対面授業)の負担です。仕事をしながら学ぶ社会人にとって、何日も大学に通わなければならないのは大きなハードルになります。
スクーリングなし(完全オンライン)で卒業できる大学
記事執筆時点では、以下の大学がスクーリングなしで卒業可能とされています。
- サイバー大学:すべての授業をオンラインで受講可能
- 東京通信大学:完全オンラインで学位取得が可能
- 大手前大学 通信教育部:スクーリング科目もオンラインで対応
スクーリングが必要な大学
慶應義塘大学、法政大学、中央大学などの伝統校は、一定日数のスクーリング参加が必須です。特に慶應義塘大学は夏期スクーリングが集中的に行われるため、まとまった休みが取りにくい社会人には負担が大きいと言えます。
レポート・試験の難易度を比較する
通信制大学の学習の中心はレポート提出と科目試験です。この2つの難易度が、実質的な卒業のしやすさを決めると言っても過言ではありません。
レポートの難易度
大学によってレポートの求められる水準は大きく異なります。慶應義塘大学では、学術論文に近いレベルのレポートが求められ、不合格になることも珍しくありません。一方、産業能率大学やサイバー大学では、実務に即した課題が中心で、比較的取り組みやすい傾向があります。
試験の形式
記事執筆時点では、多くの大学がオンライン試験を導入しています。レポート形式の試験を採用している大学もあれば、択一式の試験を実施している大学もあり、形式の違いが難易度感に影響します。
オンライン試験導入済みの主な大学:東京通信大学、サイバー大学、日本福祉大学、産業能率大学など。会場に行く必要がなく、自宅で受験できるのがメリットです。
目的別に見るおすすめの選び方
通信制大学は「とにかく卒業したい人」と「しっかり学びたい人」で、選ぶべき大学が変わってきます。目的に合った大学を選ぶことが、挫折しないための最大のポイントになります。
大卒資格をしっかりと取りたい人
卒業率が高く、スクーリングの負担が少ない大学がおすすめです。産業能率大学、大手前大学、サイバー大学、東京通信大学などが候補になります。
有名大学のブランドを活かしたい人
慶應義塘大学、法政大学、中央大学、日本大学などの伝統校は、通信教育課程でも同じ学位が取得できます。ただし、卒業するまでの道のりは険しいため、強い覚悟が必要です。
資格取得を目指す人
教員免許なら明星大学や佛教大学、社会福祉士なら日本福祉大学や東京福祉大学など、取りたい資格に対応した大学を選ぶのが鉄則です。


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通信制大学の難易度に関するQ&A
Q. 通信制大学は多くの人が入学できるの?
ほとんどの通信制大学は書類選考のみで入学を許可しています。高等学校を卒業している方、または高等学校卒業程度認定試験に合格している方であれば、基本的に入学資格があります。ただし、一部の大学では面接が行われる場合もあります。
Q. 通信制大学と通学制大学で学位に違いはある?
文部科学省に認可された通信制大学を卒業すれば、通学制と同じ「学士」の学位が取得できます。学位記に「通信」と記載されるかは大学によって異なりますが、法的な効力は通学制と変わりません。
Q. 働きながらでも卒業できる?
多くの通信制大学は社会人学生を主な対象としており、仕事と両立できるカリキュラムが組まれています。特にオンライン完結型の大学であれば、通勤時間や休日を活用して学習を進められます。
まとめ
通信制大学の難易度は、偏差値ではなく「卒業率」「スクーリングの負担」「レポート・試験の水準」で判断するのがポイントです。自分の目的やライフスタイルに合った大学を選ぶことが、卒業への近道になります。
まずは気になる大学の資料を複数取り寄せて、カリキュラムやサポート体制をしっかり比較してみましょう。


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通信制大学の卒業を成功させるための具体的な戦略
通信制大学を選んだら、次に大切なのが「どうやって卒業までたどり着くか」という戦略です。ここでは、実際に卒業した先輩たちの経験から導き出されたポイントを紹介します。
学習習慣を作る
毎日決まった時間に学習する習慣を身につけることが、卒業への第一歩です。朝の出勤前、昼休み、帰宅後など、自分のライフスタイルに合わせて学習時間を確保しましょう。いきなり長時間やろうとせず、まずは1日30分からスタートして、徐々に時間を伸ばしていくのがコツです。
レポート提出のスケジュール管理
通信制大学で最も挫折しやすいのが、レポート提出の遅れです。年間の提出スケジュールをカレンダーに書き出して、締め切りの2週間前には着手するようにするのが理想です。ギリギリになると質も下がりますし、精神的な負担も大きくなります。
学習仲間を見つける
通信制大学は孤独になりがちですが、SNSや大学が提供するコミュニティを活用すれば、同じ目標を持つ仲間と出会えます。悩みを共有したり、モチベーションを高め合ったりすることで、卒業までの道のりがずっと楽になります。


スクーリングを計画的に受講する
スクーリングが必要な大学の場合は、年間のスクーリング日程を早めに確認し、仕事の休暇と調整しておくことが重要です。夏期・冬期のスクーリングは人気が高いため、早めに申し込んでおくと安心です。オンラインスクーリングが選べる科目があれば、積極的に活用しましょう。
わからないことは放置しない
テキストを読んでいてわからないことが出てきたら、大学の質問制度や教員への相談窓口を活用しましょう。多くの大学ではメールやオンラインで質問できる仕組みが用意されています。疑問を放置すると、後の学習に響いてしまいます。
卒業のための5つの習慣:
- 毎日の学習時間を確保する(最低30分)
- レポートは締め切りの2週間前に着手する
- SNSやコミュニティで学習仲間を見つける
- スクーリング日程は早めに確認・申込する
- わからないことは大学の相談窓口を活用する
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社会人が通信制大学を続けるための時間管理術
仕事をしながら通信制大学で学ぶ場合、最大の課題は時間の確保です。ここでは、実際に社会人学生として卒業した方々が実践していた時間管理術を紹介します。
通勤時間を活用する
電車やバスでの通勤時間は、テキストの読み込みや動画講義の視聴に最適な時間です。スマートフォンやタブレットに教材をダウンロードしておけば、オフラインでも学習できます。
週末にまとまった時間を確保する
平日は忙しくても、週末に3〜4時間のまとまった学習時間を確保できると、レポート作成がはかどります。カフェや図書館など、自宅以外の場所で学習すると集中力が上がるという声も多いです。
年間スケジュールを俯瞰する
年度初めに1年間の学習計画を大まかに立てておくことで、繁忙期とレポート提出期限が重なるリスクを回避できます。Googleカレンダーやスプレッドシートを使って管理するのがおすすめです。
通信制大学の学費を抑える裏技
通信制大学は通学制に比べて学費が安いですが、さらにコストを抑える方法があります。教育訓練給付金制度を利用すれば、条件を満たした場合に学費の20〜70%が還付される可能性があります。ハローワークで対象講座かどうかを確認してみましょう。また、一部の大学では成績優秀者向けの授業料減免制度を設けている場合もあります。入学前に大学の担当窓口に確認しておくとよいでしょう。
参考サイト:公益財団法人 私立大学通信教育協会|文部科学省|BrushUP学び
卒業までの学習を続けやすくするアイテム
通信制大学の難易度は入学の難しさではなく、学習を継続できるかどうかで決まります。記事内でも触れたとおり、学習習慣とレポートのスケジュール管理が卒業率を大きく左右します。
仕事と両立している方の中には、学習時間を区切るタイマーを使って「1日1時間だけは机に向かう」というリズムを作っている方もいます。時間を見える形にしておくと、机に向かうハードルが下がったという声もあります。
レポートの提出期限と試験日程を1冊にまとめておく方法もあります。学習記録を書き込めるタイプの手帳は、履修科目ごとの進み具合を俯瞰したい社会人学生に選ばれています。
🐹 レポートでつまずく人が、いちばん多い
通信制大学で一番多くの人がつまずくのがレポートです。書き方の型を教えてくれる本が1冊あるかないかで、かかる時間はまるで変わります。レポート作成を助けてくれる本と文房具を選んでご紹介しています。毎回ゼロから悩んでいる方は、まずこちらをご覧ください。






