通信制大学を検討している方の中には「夏期スクーリングって何をするの?」「費用はどのくらいかかるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。夏期スクーリングは、通信制大学で単位を取得するうえで欠かせない対面型・オンライン型の集中授業です。
この記事では、夏期スクーリングの具体的な内容や費用の目安、参加前に知っておきたい準備のポイントまで、わかりやすく解説していきます。通信制大学での学びをスムーズに進めるための参考にしてください。

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夏期スクーリングの基本的な仕組み
夏期スクーリングとは、通信制大学が夏季休暇期間を利用して開講する集中型の対面授業のことです。通信制大学では普段、テキスト学習やオンライン授業で単位を取得しますが、大学設置基準により卒業に必要な124単位のうち、一定数はスクーリング(面接授業)で修得することが求められています。
多くの大学では、夏期スクーリングの開催時期は7月下旬から8月にかけてです。大学のキャンパスや各地の会場で、数日間にわたって集中的に授業が行われます。
- 開催時期:7月下旬〜8月が中心
- 期間:1科目あたり2〜5日間の集中講義が一般的
- 場所:大学キャンパスまたは各地の会場
- 形式:対面型・オンライン型(Zoomなど)・オンデマンド型がある
夏期スクーリングではどんな授業を受けるのか
夏期スクーリングの授業内容は、通常の通信授業と同じ科目を対面で学ぶ形式です。ただし、講義だけでなく、ディスカッションや発表、実習が含まれる科目もある点が大きな特徴です。
講義形式の授業
テキストの内容をもとに、教員が直接解説する形式です。テキスト学習で理解しにくかった部分を質問できるため、理解が深まりやすいのがメリットです。
演習・実習形式の授業
教育学部の教育実習や、福祉系の実技演習など、通信だけでは修得しにくい科目を集中的に学べるのが夏期スクーリングの強みです。特に教員免許や社会福祉士などの資格取得を目指す方にとっては、必須の機会となります。
グループワーク・ディスカッション
大学や科目によっては、受講生同士で意見交換を行うグループワークが組まれることもあります。普段は一人で学ぶ通信制だからこそ、他の学生と交流できる貴重な場です。

夏期スクーリングの費用はどのくらいかかるのか
夏期スクーリングの費用は大学によって異なりますが、1単位あたり5,000〜15,000円程度が一般的な相場です。ここでは主な大学の費用例を紹介します。
大学別のスクーリング費用例
| 大学名 | スクーリング費用(1単位あたり) | 備考 |
|---|---|---|
| 慶應義塾大学 | 6,000円 | 夏期・夜間・週末など複数開催 |
| 法政大学 | 10,000〜15,000円 | 科目により異なる |
| 日本福祉大学 | 5,000円 | スクーリング受講料として |
| 放送大学 | 5,500円(1科目2単位) | 面接授業として開講 |
費用に含まれないもの
スクーリング受講料以外にも、以下のような費用が発生する場合があります。
- 交通費:遠方から通う場合は往復の交通費がかかる
- 宿泊費:数日間の集中講義では宿泊が必要になることも
- 教材費:スクーリング専用のテキストが必要な場合がある
- 食費:キャンパス内の食堂が使えない場合は自分で手配
特に地方在住の方は、交通費と宿泊費を含めたトータルコストで考えることが大切です。近年はオンラインスクーリングを導入する大学も増えており、これらの費用を抑えられる選択肢も広がっています。

オンラインスクーリングという選択肢
近年、多くの通信制大学がZoomやオンデマンド動画によるスクーリングを導入しています。オンラインスクーリングのメリットは以下の通りです。
- 自宅から受講できるため、交通費・宿泊費が不要
- 録画型(オンデマンド)なら、自分の都合に合わせて視聴できる
- 育児や介護と両立しやすい
一方で、対面型と比べると教員や他の受講生との交流機会が限られるというデメリットもあります。学びの目的やライフスタイルに合わせて、対面型とオンライン型を使い分けるのがおすすめです。
参考:放送大学 面接授業
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夏期スクーリングに参加する前の準備
夏期スクーリングを有意義にするためには、事前の準備が重要です。以下のポイントを押さえておきましょう。
- シラバスの確認:授業内容や持ち物、事前課題を事前にチェック
- テキストの予習:該当範囲をひと通り読んでおくと授業の理解度が上がる
- スケジュール調整:仕事や家庭の予定と重ならないよう早めに日程を確認
- 宿泊手配:夏期は宿泊施設が混み合うため、早めの予約が必須
- 質問リスト:普段の学習で疑問に感じた点をまとめておく


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夏期スクーリングを有効活用するコツ
スクーリングは単位取得だけでなく、学習仲間をつくるチャンスでもあります。通信制大学は孤独になりやすいと言われますが、スクーリングで知り合った仲間と連絡先を交換し、その後の学習を一緒に進めている方も多くいます。
また、教員に直接質問できる機会を最大限に活かしましょう。レポートの書き方や試験対策について、具体的なアドバイスがもらえることもあります。
Q&A:夏期スクーリングに関するよくある質問
Q. 夏期スクーリングはできるだけ参加しないといけない?
A. 大学や科目によって異なります。オンラインスクーリングで代替できる大学もありますが、資格取得を目指す場合は対面での参加が必須の科目もあるため、入学前に確認しましょう。
Q. 仕事をしながらでも参加できる?
A. 多くの大学では、社会人が参加しやすいよう夜間や週末の開講、オンライン対応を行っています。有給休暇を活用して参加する方も多いです。
Q. 初めてのスクーリングで不安がある場合は?
A. 大学の学生課やサポートセンターに相談するのがおすすめです。持ち物や当日の流れなど、事前に詳しく教えてもらえます。
参考:法政大学通信教育部 学費
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夏期スクーリングの1日の流れ
具体的なイメージを掴むために、夏期スクーリングの1日の流れを紹介します。大学や科目によって異なりますが、以下が一般的なモデルスケジュールです。
| 時間帯 | 内容 |
|---|---|
| 9:00-9:15 | 出欠確認・ガイダンス |
| 9:15-10:45 | 午前の講義(前半) |
| 10:55-12:25 | 午前の講義(後半) |
| 12:25-13:25 | 昼休み |
| 13:25-14:55 | 午後の講義・演習 |
| 15:05-16:35 | グループワーク・ディスカッション |
| 16:45-17:30 | 質疑応答・まとめ |
朝から夕方まで1日6から7コマ分の密度の濃い学びが詰まっています。通学制大学の授業と同じくらいの密度があるため、体力的にも負担がかかります。休憩時間にはしっかりリフレッシュし、水分補給を忘れないようにしましょう。
最終日には試験やレポートが実施されるため、毎日の復習も欠かせません。スクーリング期間中は予復習の時間も確保できるよう、他の予定はなるべく入れないのが理想的です。


夏期スクーリングに参加した人の声
実際に夏期スクーリングに参加した方からは、以下のような感想が多く寄せられています。
- 「テキストだけでは理解できなかった内容が、先生の説明でスッキリ理解できた」
- 「同じ目標を持つ仲間と出会えて、学習のモチベーションが一気に上がった」
- 「地方から参加したので交通費はかかったが、それ以上に得られるものが大きかった」
- 「オンラインスクーリングのおかげで、子育て中でも参加できた」
- 「久しぶりの対面授業は緊張したが、周りも同じ通信制の学生だったので安心できた」
初めてのスクーリングは誰でも緊張するものですが、終わってみれば「参加してよかった」という声がほとんどです。通信制大学での学びを充実させるために、ぜひ積極的に参加してみてください。
まとめ
通信制大学の夏期スクーリングは、対面で集中的に学べる貴重な機会です。費用は1単位あたり5,000〜15,000円程度が相場で、交通費や宿泊費も考慮する必要がありますが、オンライン対応の大学を選べばコストを抑えることも可能です。
スクーリングを有効に活用するためには、事前のシラバス確認やテキスト予習が欠かせません。学習仲間づくりや教員への質問など、通信制ならではのメリットを最大限に活かして、充実した学びにつなげてください。


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