「大卒資格がほしいけど、仕事を辞めるわけにはいかない」「できるだけ短期間で学位を取りたい」と考えていませんか。通信制大学なら、働きながら大卒資格(学士)を取得できます。しかも、やり方次第で取得までの期間をグッと短縮することが可能です。
通信制大学で大卒資格を取る最短ルートは「3年次編入で2年」です。短大や専門学校の学歴がなくても、1年次入学から計画的に単位を取得すれば4年で確実に卒業できます。
この記事では、最短で大卒資格を取るための具体的な方法と、途中で挫折しないためのコツを詳しく解説します。「時間もお金もムダにしたくない」という方は、ぜひ参考にしてください。

大卒資格の最短取得パターン一覧
現在の学歴によって、最短ルートが変わります。自分に当てはまるパターンを確認しましょう。
| 現在の学歴 | 入学方法 | 最短期間 | 必要単位の目安 |
|---|---|---|---|
| 高卒・高認 | 1年次入学 | 4年 | 124単位 |
| 短大卒(2年制) | 3年次編入 | 2年 | 62単位程度 |
| 専門学校卒(2年以上) | 3年次編入 | 2年 | 62単位程度 |
| 他大学中退(62単位以上) | 3年次編入 | 2年 | 残り単位分 |
| 他大学中退(30単位以上) | 2年次編入 | 3年 | 残り単位分 |
短大や専門学校の学歴がある方は、3年次編入が圧倒的に有利です。学費も2年分で済むので、時間的にも金銭的にもメリットが大きいです。
1年次入学で最短4年卒業を実現するコツ
年間の履修計画を最初に立てる
通信制大学の卒業要件は一般的に124単位です。4年間で均等に分けると、1年あたり31単位。1科目2単位とすると年間約16科目のペースです。
ありがちな失敗は「前半にサボって後半に詰め込む」パターンです。特に1年目はモチベーションが高いので、1年目に多めの単位(35〜40単位)を取得しておくと後が楽になります。
レポートを溜めない
通信制大学の学習は「テキスト学習→レポート提出→試験」の流れが基本です。レポートを溜めてしまうと一気に負担が増えて、挫折の原因になります。「1科目のテキストを読み終えたら、すぐにレポートを書く」習慣をつけましょう。
スクーリングは早めに消化する
多くの通信制大学では、卒業に必要な単位のうち一定数をスクーリング(対面またはオンライン授業)で取得する必要があります。スクーリングは開講時期が限られているので、後回しにすると日程が合わなくなるリスクがあります。

3年次編入で最短2年卒業を目指す方法
単位認定数が多い大学を選ぶ
3年次編入で最短卒業するためには、できるだけ多くの単位を認定してもらえる大学を選ぶことが最重要です。認定単位が多ければ、残りの必要単位が少なくなり、2年での卒業が現実的になります。
大学によって認定の基準は異なりますが、一般的に「同じ分野の学部」に編入するほうが認定されやすい傾向があります。たとえば、短大で経営学を学んでいた方が経営学部に編入すれば、専門科目の単位も認定されやすくなります。
卒業論文の要・不要を確認する
卒業論文が必須の大学では、論文の執筆と指導に時間がかかるため、2年での卒業が難しくなることがあります。最短卒業を優先するなら、卒業論文が選択制または不要の大学を検討しましょう。
オンライン完結の大学を選ぶ
通学でのスクーリングが必要な大学では、日程調整が卒業の足かせになることがあります。放送大学のようにオンラインで多くの科目を履修できる大学を選ぶと、自分のペースで効率よく学習を進められます。
最短卒業を実現した人の学習スケジュール例
フルタイムで働きながら4年で卒業したAさんの場合
| 時間帯 | 平日 | 休日 |
|---|---|---|
| 朝 | 通勤時間にテキスト読み(30分) | テキスト学習(2時間) |
| 昼 | 昼休みにレポート構成メモ(15分) | レポート執筆(3時間) |
| 夜 | 帰宅後にレポート執筆(1時間) | 試験対策(1時間) |
| 合計 | 約1時間45分/日 | 約6時間/日 |
週あたり約21時間の学習時間を確保しています。通信制大学の場合、週15〜20時間の学習時間があれば、最短での卒業が十分に可能です。

最短卒業を妨げる落とし穴
- スクーリングの日程が合わず単位が取れない
- レポートの再提出が続いて単位取得が遅れる
- 仕事が忙しくなって学習時間が確保できなくなる
- モチベーションが低下して休学してしまう
通信制大学の卒業率は一般的に15〜30%程度と言われています。途中で挫折する人が多いのは事実です。最短卒業を実現するためには、「完璧を求めすぎない」ことも大切です。レポートは100点を目指すのではなく、合格ラインを超えることを意識しましょう。
学費を抑えながら最短で学位を取る方法
教育訓練給付金を活用する
厚生労働省の教育訓練給付金制度を使えば、学費の一部が支給されます。対象の通信制大学であれば、学費の20%(上限10万円)が支給される一般教育訓練給付金や、最大70%が支給される専門実践教育訓練給付金を利用できます。
詳しい条件は厚生労働省の公式サイトや最寄りのハローワークで確認できます。
単位制の大学を選ぶ
通信制大学の学費体系には「年間定額制」と「単位制」があります。単位制の大学なら、取得する単位数に応じた学費だけで済むので、編入で認定単位が多い方は特にお得です。
よくある質問(FAQ)
Q. 高卒から最短何年で大卒資格が取れますか?
A. 1年次入学の場合、最短4年です。通信制大学は在籍年限が長い(8〜12年程度)ので自分のペースで進められますが、最短卒業を目指すなら計画的な学習が必要です。
Q. 通信制大学の大卒資格は通学制と同じ価値がありますか?
A. 法的には同じ「学士」の学位です。文部科学省が認可した大学であれば、通信制であっても正規の大卒資格として扱われます。履歴書にも「〇〇大学卒業」と記載できます。
Q. 仕事と両立できるか不安です
A. 通信制大学は「働きながら学ぶ」ことを前提に設計されています。多くの学生が社会人です。週15〜20時間の学習時間を確保できれば、最短卒業も十分に可能です。
Q. 途中で挫折しそうになったらどうすればいい?
A. 通信制大学には学習アドバイザーやチューター制度がある場合が多いです。一人で抱え込まず、相談してみましょう。また、SNSで同じ大学の学生とつながると、モチベーション維持に役立ちます。
Q. 最短卒業に有利な通信制大学はどこ?
A. 卒業率が高い大学を選ぶのが一つの指標です。産業能率大学(卒業率約70%)や放送大学は、サポート体制が充実しており、最短卒業しやすいと言われています。
Q. 複数の通信制大学で取った単位は合算できる?
A. 直接的な合算はできませんが、ある通信制大学で取得した単位を別の通信制大学に編入する際に認定してもらえる場合があります。ただし認定されるかどうかは編入先の大学の判断によります。
まとめ:計画的に進めれば最短卒業は十分に可能
- 短大卒・専門学校卒なら3年次編入で最短2年
- 高卒からでも計画的に進めれば4年で卒業可能
- 1年目に多めの単位を取得しておくと後が楽
- レポートを溜めないことが最短卒業のカギ
- 単位認定数が多い大学・オンライン完結の大学を選ぶ
- 教育訓練給付金で学費を抑えることも可能
大卒資格は一度取得すれば一生使える資産です。通信制大学なら、仕事を辞めずに学位を取得できます。まずは自分の学歴に合った最短ルートを確認して、気になる大学の資料を取り寄せるところから始めてみてください。


