「放送大学って実際どうなの?」「ちゃんと学べるの?卒業できるの?」と気になっていませんか。テレビやラジオで授業を受けるイメージが強い放送大学ですが、実際に通っている人や卒業した人の声を聞く機会はなかなかありません。
放送大学は通信制大学の中でも知名度・実績ともにトップクラスで、累計で160万人以上が学んでいます。幅広い年齢層の方が在籍しており、10代から80代まで「学びたい」という意欲さえあれば誰でも入学できるのが特徴です。
この記事では、放送大学の良い口コミ・悪い口コミの両方を集め、卒業生のリアルな評判から見える実態を徹底的にまとめました。入学を検討している方の参考になれば嬉しいです。

放送大学の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 設立 | 1983年(学園設立) |
| 運営 | 放送大学学園(文部科学省・総務省所管) |
| 学部 | 教養学部(6コース) |
| 大学院 | 文化科学研究科(修士・博士) |
| 入学方法 | 書類審査のみ(入学試験なし) |
| 在籍者数 | 約9万人 |
| 学習センター | 全国57か所 |
| 学費 | 入学料24,000円+1科目11,000円 |
放送大学は国が設立した通信制大学で、全国に57か所の学習センターがあります。どこに住んでいても学べる環境が整っているのが大きな特徴です。
放送大学の良い口コミ・評判
「学費がとにかく安い」
放送大学の学費は1科目11,000円(2単位)で、4年間の卒業に必要な学費は約70万円です。私立大学の通学制と比べると10分の1以下。通信制大学の中でもトップクラスの安さです。
「子どもの教育費がかかる時期だったけど、放送大学なら無理なく通えた」「パート収入の中から払える学費だった」という口コミが多く見られます。経済的なハードルの低さは、放送大学の大きな魅力です。
「授業の質が高い」
放送大学の講師陣は、東京大学や京都大学など国内トップクラスの大学の教授が多数担当しています。「有名大学の先生の授業が自宅で受けられるのはすごい」「テキストも専門書レベルの内容で充実している」という声が目立ちます。
授業はテレビ・ラジオだけでなく、インターネット配信でいつでも視聴できます。繰り返し見直せるので、理解が深まるという利点もあります。
「自分のペースで学べる」
「仕事の繁忙期は学習を減らして、落ち着いたら集中的に進められる」「育児の合間に少しずつ学べた」という口コミが多いです。通信制ならではの自由度の高さが、忙しい社会人や主婦に支持されています。

「学習センターが全国にある」
全国57か所の学習センターでは、面接授業(スクーリング)を受けたり、図書館を利用したり、学生同士の交流ができます。「地方在住でも対面の学びの場がある」「学習センターで仲間ができた」という口コミがあります。
「年齢を気にせず学べる」
放送大学には10代から80代まで幅広い年齢の学生がいます。「定年退職後に入学したけど、全く浮かない」「同世代の学生仲間ができて楽しい」という口コミが、特にシニア層から多く寄せられています。
放送大学の悪い口コミ・注意点
「モチベーション維持が大変」
通信制大学に共通する課題ですが、「一人で学び続けるのが辛い」「強制力がないのでサボってしまう」という声はよく見られます。放送大学の卒業率は約20%と言われており、入学した人の5人に1人しか卒業できていない計算です。
「試験が意外と難しい」
「放送大学は簡単」というイメージを持って入学すると、ギャップに驚く人もいます。「単位認定試験の内容がテキストをしっかり読み込まないと解けない」「記述式の試験は特に大変」という口コミがあります。
「スクーリングの日程が合わない」
面接授業は主に土日に開講されますが、人気の科目はすぐに定員に達してしまうことがあります。「取りたい授業が満席だった」「地方の学習センターだと開講科目が少ない」という不満の声もあります。
「就職サポートが手薄」
通学制の大学のような手厚いキャリアセンターや就職支援はありません。「就職活動は自力でやる必要がある」「企業とのパイプがない」という口コミがあります。すでに社会人として働いている方にとっては問題ありませんが、新たに就職を目指す方は注意が必要です。

放送大学が向いている人・向いていない人
| 向いている人 | 向いていない人 |
|---|---|
| 自分のペースで学びたい人 | 強制力がないと学べない人 |
| 学費を抑えたい人 | キャンパスライフを楽しみたい人 |
| 幅広い教養を身につけたい人 | 専門性の高い実技を学びたい人 |
| すでに社会人として働いている人 | 手厚い就職サポートが必要な人 |
| 資格取得が目的の人 | 対面での仲間づくりを重視する人 |
「学ぶ目的が明確な人」ほど放送大学での学びを継続できる傾向があります。「なんとなく大卒資格がほしい」という動機だけだと、モチベーションが続かず挫折しやすいので注意が必要です。
口コミからわかる放送大学の活用法
教養を深める目的で活用
「定年後の趣味として」「知的好奇心を満たすため」に放送大学を利用している方は多いです。1科目から履修できる「科目履修生」制度を使えば、興味のある科目だけを学ぶことも可能です。
資格取得の基盤として活用
放送大学では、臨床心理士・公認心理師(大学院)、教員免許の一部科目、看護師の学士取得などに対応しています。特定の資格取得に必要な単位だけを取得する使い方も人気です。
他大学との単位互換として活用
放送大学の科目は、他大学で取得した単位として認められるケースがあります。現在他の大学に在籍している方が、放送大学の科目を「特別聴講生」として履修して単位を取得するという使い方もできます。
よくある質問(FAQ)
Q. 放送大学の入学に年齢制限はありますか?
A. ありません。15歳以上であれば、年齢の上限なく入学できます。実際に80代で入学して卒業した方もいます。
Q. 放送大学は「Fラン」と言われることがありますが、実際はどうですか?
A. 入学試験がないため「Fラン」と揶揄されることがありますが、授業の質は高く、講師陣は国内トップクラスの大学から集められています。卒業率の低さが示すように、卒業のハードルは決して低くありません。
Q. 放送大学の学位は就職に使えますか?
A. 使えます。正規の大卒資格(学士)ですので、「大卒以上」の求人に応募できます。特に社会人の転職では問題なく評価されます。
Q. テレビやラジオがなくても学べますか?
A. 学べます。現在はほぼすべての放送授業がインターネットで配信されており、パソコンやスマートフォンで視聴できます。テレビやラジオは必須ではありません。
Q. 放送大学で友達はできますか?
A. 学習センターの面接授業やサークル活動を通じて、友人ができる可能性はあります。また、SNSやオンラインコミュニティで放送大学の学生同士がつながるケースも増えています。
Q. 途中で辞めても履修した科目の単位は残りますか?
A. 残ります。一度取得した単位は有効なので、再入学した際にそのまま引き継げます。放送大学は何度でも再入学が可能です。
Q. 放送大学の大学院はどうですか?
A. 放送大学大学院は文化科学研究科に修士課程と博士後期課程があります。臨床心理学プログラムは臨床心理士・公認心理師の受験資格が得られることで人気が高いです。
まとめ:放送大学は「学ぶ目的がある人」にとって最高の選択肢
- 学費は1科目11,000円。4年間で約70万円と格安
- 授業の質が高い(国内トップ大学の教授が担当)
- 自分のペースで学べる自由度の高さが魅力
- 卒業率は約20%。モチベーション維持が課題
- 就職サポートは手薄なので自力での就活が必要
- 科目履修生なら1科目から気軽に始められる
放送大学は「コスパ最強の大学」と言っても過言ではありません。ただし、自分で学習を管理する力が求められるので、目的意識を持って計画的に取り組むことが大切です。まずは科目履修生として1〜2科目から始めてみるのもおすすめですよ。


